ニュースリリース

生体情報モニタ「ダッシュ」 日本語表記の視認性改善でユーザビリティを向上したヴァージョン6.8(Ver.6.8)を発売

オムロン コーリン株式会社
商品
生体情報モニタ ダッシュ「Dash5000 Ver.6.8」

オムロン コーリン株式会社(本社所在地:東京都文京区、代表取締役社長:荻野 勲)は、GEヘルスケアおよびGE横河メディカルシステム株式会社(本社:東京都日野市、代表取締役社長:熊谷昭彦 以下GEYMS)とのアライアンス後、第一弾の企画商品として、日本語表記の視認性改善でユーザビリティを大幅に向上した生体情報モニタ「ダッシュ ヴァージョン6.8(Ver.6.8)」の発売を開始しました。

オムロン コーリン株式会社は、2007年4月にGE製生体情報モニタの日本国内独占販売契約および共同開発に関するアライアンスを結び、GEYMSが強みを持つ集中治療室向け製品から当社が強みを持つ一般病棟まで広範囲にわたる製品を販売する体制を構築しました。すでに日本市場においては、両社の製品ラインナップをそろえた大型受注の実績をあげています。
生体情報モニタ「ダッシュ」は、コンパクトな本体に、ハイエンドモニタ(最上位機種)と同等の高精度患者情報を管理できるオールインタイプの稼動型モニタとして、2000年に発売し、以来グローバルで50,000台以上が販売されています。

今回発売する、「ダッシュ(Ver6.8)」は、GEヘルスケア/GEYMSとのアライアンス後、第一弾の共同企画商品です(Dash5000/4000/3000の3種)。当社の日本市場におけるノウハウとユーザーからの要望を反映し、日本語表記を読みやすいフォントに変更することで視認性を改善。さらに、従来の日本語表記に加えて、通常使われる画面メッセージを日本語に変更することで、ユーザビリティを大幅に向上しました。

主な特長

1. 日本語表記の視認性向上

日本語表記を読みやすいフォントに変更することで視認性を改善し、さらに、従来の日本語表記に加えて、通常使用される画面メッセージを日本語に変更することで、ユーザビリティを大幅に向上しました。

2. 標準12誘導心電計測を搭載。高精度の心電図解析が可能。(従来機種より継承)

ハイエンドモニタと同等の標準12誘導心電図計測を搭載。モニタリング中の標準12誘導の波形表示/解析が可能です。

3. ハイエンドモニタと同様のアルゴリズムを搭載。(従来機種より継承)

コンパクトなボディにハイエンドモニタと同等の各種アルゴリズムを搭載。正確な測定精度の実現により、ICUや手術室はもちろん、容態変動の激しい新生児のNICU(新生児集中治療室)や、振動の影響を受けやすい救急車まで、広く採用されています。

4. ネットワーク構成が可能

手術室やICU等、ネットワークでつなげることで、セントラルモニタで全ての生体情報を管理することが可能です。

主な仕様

名称/型式 Dash5000/4000/3000
ディスプレイ Dash5000 12.1インチカラーTFT
Dash4000 10.4インチカラーTFT
Dash3000 8.4インチカラーTFT
表示トレース 最大7トレース
心電図入力方式 3/5/10電極法による有線入力方式
測定項目 心電、呼吸、NBP、SpO2、体温×2/CO、IBP×4、CO2(オプション)
質量 Dash5000 約6.4Kg
Dash4000 約5.5Kg
Dash3000 約5.2Kg
外形寸法 Dash5000 幅307×高さ287×奥行き239mm
Dash4000 幅293×高さ274×奥行き243mm
Dash3000 幅280×高さ260×奥行き200mm
バッテリ 2本使用で最大4~5時間稼動可能(オプション)
医療機器承認番号 21200BZY00522000:高度管理医療機器、特定保守管理医療機器
(製造販売業者:ジーイー横河メディカルシステムズ)

■メーカー希望小売価格: 2,000,000円~4,000,000円(本体のみ。仕様によってことなります)
■販売目標:300台(発売後1年間)