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脂質異常症のタイプ

新しい診断基準からもわかるように、脂質異常症には3つのタイプがあります。それぞれについて、もう少しくわしく説明してみましょう。

高LDLコレステロール血症

悪玉とされるLDLコレステロールが多すぎる状態で、脂質異常症ではこのタイプがもっとも多くみられます。それだけに、LDLコレステロール値は脂質異常症かどうかを知るための重要な指標なので、健康診断結果をチェックすることが重要です。健康診断などでLDL、HDLの項目がなかった場合でも、総コレステロール値が高かったらLDLコレステロール値についても検査を受けましょう。
次のような式から、自分で計算することもできます。

LDLコレステロール値=総コレステロール値-HDLコレステロール値-(中性脂肪値÷5)

中性脂肪値が400mg/dl以上の場合は、この式は使うことができません。
(寺本民生『生活習慣病クリニック』中央公論新社より)

低HDLコレステロール血症

善玉といわれるHDLコレステロールが少なすぎる状態です。HDLコレステロールが少ないと、血液中から余分なコレステロールがうまく回収されないため、コレステロールがたまりやすく、動脈硬化のリスクが高くなります。
脂質異常症というと、悪玉(LDL)コレステロールだけが注目されがちですが、善玉(HDL)コレステロールの数値もきちんとチェックしましょう。

高トリグリセライド(中性脂肪)血症

中性脂肪が多すぎる状態のことです。中高年男性には、このタイプも多くみられます。
最近の研究などから、中性脂肪が多いと悪玉(LDL)コレステロールも増えやすいことが判明しています。

(注)実際の脂質異常症では、LDLコレステロールと中性脂肪の両方が多い混合型の人も少なくありません。


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