ニュースリリース

睡眠に関する研究をスタート

眠りについて考える情報サイト「ねむりラボ」を10月14日オープン
経営/事業

オムロン へルスケア株式会社(本社所在地:京都市、代表取締役社長:宮田喜一郎)は、健康の基盤であり、快適な生活を送るための「睡眠」に関する研究をスタートしました。

現在、日本では4-5人に1人は睡眠になんらかの問題を抱えているといわれています。NHKの国民生活時間調査によると、日本人の平日の平均睡眠時間は1960年代の8時間以上から減り続け、2010年には7時間14分まで短縮しており、経済協力開発機構(OECD)の調査では、日本は韓国とならんで平均睡眠時間が最も短い国となっています。こうした状況を変えようと、睡眠健康推進機構が発足し、春と秋にそれぞれ「睡眠の日」 「睡眠健康週間」を制定しました。*1

睡眠は、睡眠時間や睡眠の深さ、就寝と起床のタイミングといった睡眠そのものにかかわる理由のほか、ストレス、加齢、生活環境、生活習慣など、さまざまな要因が影響し、日常生活への影響を及ぼします。また、「快適な睡眠」の感じ方や、快適な睡眠を妨げる要因も個人によって異なります。

当社では、健康の基盤となる眠りの質を上げ、快適な生活を送っていただくために、眠りについての研究をスタートしました。今後、睡眠と仕事効率、睡眠の季節変動、睡眠とストレスなど、睡眠を多方向からとらえた研究を進め、一人ひとりにあった快適な睡眠をサポートするための機器やサービスを開発していきます。
また、睡眠にまつわる情報をさまざまな角度から提供する情報サイト「ねむりラボ」(http://nemuri-lab.jp )を10月14日にオープンします。睡眠の専門家によるコラムや「無印良品 くらしの良品研究所」と共同で行った睡眠に関するアンケート結果など、最新の情報を提供していきます。

*1 睡眠の正しい知識の普及、啓発のため精神・神経科学振興財団が日本睡眠学会などと協力して設立。「春の睡眠の日」を3月18日、「秋の睡眠の日」を9月3日に制定し、その前後の計2週間を「睡眠健康週間」とした。