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※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。

その想いに追い風が吹いた。

開発統轄本部 商品開発統轄部 商品設計部

財津 賢一郎 Kenichiro Zaitsu

2010年入社
九州工業大学 生命体工学研究科

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。

PROFILE

人を笑顔にする商品を作りたい。その想いを胸にオムロンヘルスケアへ入社。いくつかの部署を経て、現在は新たに発売される低周波治療器の開発に従事。「高品質の商品を安定して製造できる工程」を作り上げる工程設計者として、開発チームを束ねている。

技術者として「開発」
に対するこだわり。

オムロンヘルスケアでは入社後3ヵ月は営業研修を行い、その後は各プロジェクトに配属される。財津の場合は「手首式血圧計」の開発だった。通常、1年目は業務の基本を学ぶのだが、財津はすぐに開発に携わる機会を得た。「配属されて間もなく上司に『財津君は何がしたいの?』と聞かれたんです。それで『血圧計の機能試作を作ってみたい』と答えたんですね。すると『じゃあ、やってみようか』と言われて」。こうして入社わずか4ヵ月で、試作ではあるものの開発に携わった財津。しかし、その後は別のプロジェクトに配属され開発の現場からは少し遠ざかってしまう。「数年間は自分がメインとなって設計ができませんでした。プロジェクトのスケジュールをはじめとした管理業務や人的戦略を練っていたり。でも、やはり技術者として入社したので『新商品の開発をしたい』と上司には熱意を伝えていました」。 そして実に4年越しでその想いは叶う。低周波治療器の開発にメインの設計者として携わったのだ。「やっと、という思いでしたね。2機種の設計を担当させてもらいました。発売後に口コミサイトなどで開発者として重要に考えていた部分への共感コメントなどを見ると、本当にこの仕事をしていてよかったと思います」。財津がそうだったように、オムロンヘルスケアには「想い」を大切にする文化がある。意志を持つ者の背中に、きっと追い風は吹く。

「高品質の商品を量産する」
ことへの挑戦。

私は今、工程設計者として“商品の製造ラインの開発”というこれまでに経験したことのない開発分野に挑戦しているところです。企画が考え、開発がカタチにすることで出来上がる1つの商品を10,000個、20,000個にして世界中のエンドユーザーに届ける。それを実現できる製造ラインの開発をしています。工程設計は安心・安全で高品質な商品を安定して量産できる製造ラインを作り上げることが大きなミッションです。ただ、ラインでは製品が流れていく過程で品質検査の漏れなどが起こるリスクもあります。検査漏れや不良品の見逃しが起こる前に、どこかにリスクが潜んでいないか見つけ出し、対策を講じるのが私の役割です。
私はいつも自分が携わったモノが、人を笑顔にしてほしいと思っています。製造ラインの開発者としては、生産や営業をはじめとした社内の方々を笑顔にしたい。だから今は、高精度の製造ラインを設計していくことに全力を注いでいます。

作ることは、聴くことから。

工程設計ではメカやエレキなど、複数の技術担当者と協働するため、調整作業も必要になってきます。その時に心がけていることが、各担当者の考えをしっかり聴くことです。モノを作る人は、それぞれに意図や意志があると思っています。機械の動作1つとっても必ず理由があるはずなんです。だから、たとえばメカの担当者が構造を作ってきたら「なんでこの構造にしたの?」と必ず質問して理解するよう心がけています。不整合が起きる時の多くは、考えを聴けなかった時なんですよね。
ただ、それは経験で培われる側面もあると思います。モノづくりって、やってみないと分からないことが多いですから。経験が浅い方、それこそ入社すぐだとトライ&エラーの繰り返しで余裕がないかもしれません。でも、それでもいいんですよ。分からないことがある時や自分の考えを持てていない時は、上司や他部署の方に聴いて盗んでいけばいいんです。そして、アドバイスや指摘を素直に受け止めて次につなげていけばいい。オムロンヘルスケアはモノづくりの過程を大切にする会社ですし、気兼ねなく聴ける環境があります。だから「学びたい」という意志と、どんなことでも聴く姿勢は大事にしてほしいですね。

商品を通して人を元気にできる醍醐味。

モノづくりと一言でいっても、自動車や家電などその分野は多岐にわたります。では、オムロンヘルスケアでモノを作っていく魅力はなにか。それは、商品を手にした人自身に影響を与え、日々の生活を活性化できる点にあると思います。私は小児喘息を患っていたのですが、当時、発作が酷くなってから薬を飲んでいました。でも、同じように喘息持ちだった姪っ子はネブライザで、酷くなる前に対応していたんですよ。そうすると、生活上の制約や苦しい思いが緩和されていく。私の頃とは大違いで、それを知った時は、なんて素晴らしい商品なんだ!と感動しましたね。開発会社を見ると「オムロンヘルスケア」と書いてある。もともと人に関わるモノづくりをしたかったので、もうここで働くしかない!と思いましたね。自動車や家電は生活を便利にできると思うんですが、私たちの商品やサービスは手にした人自身を元気にできる。そこは大きなやりがいですし醍醐味ですね。
モノづくりに関しても、人生の節目の決断にしても、私の場合はいつも根底に「想い」がありました。私の人生は、想いを行動に変えてきた人生なんです。

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