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※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。

その想いに追い風が吹いた。

開発統轄本部 技術開発統轄部 要素技術開発部

清水 里恵 Satoe Shimizu

2007年入社
立命館大学 理工学部

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。

PROFILE

技術開発統括部に所属。入社以降、商品開発や経営戦略などを経験したバックグランドを生かして、
さまざまな部署と連携しながら新事業の創出に取り組んでいる。

人々の健康に貢献する、
次に必要な技術を。

オムロンヘルスケア=医療機器メーカーと思うかもしれないが、それは正確ではない。さまざまな健康問題に対するソリューションを提供する会社で、その解決策としてデバイスがありサービスがあり事業があるのだ。清水が携わっている新規事業開発も、目指すところは人々の健康への貢献。そのために社内の各部門や、社外と連携して新事業の創出を推進していく役割を担っている。「オムロンヘルスケアは市場の変化に応じて、組織体制を柔軟に変えています。市場変革のスピードが速い今、社内外を横断して新たな事業や価値を作っていく必要があり、常に部門を横断した事業開発を手がけています」。在籍する社員は、各々がバックグラウンドを活かして事業創出を目指している。
「私は開発出身なのでその知見を活かして新技術や新サービス開発の戦略を立案し、そしてそれをどのように事業として成り立たせるかを主に検討しています。もう少し具体的に言うと、健康のために生活習慣や意識を変えてもらうためにはどんな技術や機能を提供すればいいか。そして、その技術を作るためのデータを各部署から集めて、実現への道筋を立てています」。世の中が刻々と変わるなかで、常に新たな価値を提供しつづけていく。清水の挑戦は、オムロンヘルスケアの未来を拓いてゆく。

自身の強みになっている3つの部署での経験。

私はオムロンヘルスケアのなかでも異動が多い方です。まず商品開発に携わり、次に技術開発。その後、経営戦略、新規事業開発を経て、技術開発に戻ってきました。もともとはソフトウェアエンジニアなんですけど、広い視野を持ってほしいという期待の現れだと思っています。人によっては全く異動することなく技術を追求する人もいますが、私にはそこまで1つのことに集中する才能がなくて。だからキャリアを広げてもらったことはありがたいですし、いろんな経験を経ていることが自分の強みになっていると感じます。特に商品開発をしていた時期に、商品を市場に出す嬉しさと何か問題が起こったらどうしようという怖さを味わえたのは良い経験でした。怖さを知らないと事業を考えても机上の空論になっちゃいそうですし。実際は開発者冥利に尽きるコメントも目にするので、医療機器メーカーで働く人間としての誇りも醸成されましたね。それに今、さまざまな部署の人と議論していて、バッググラウンドにモノづくりをしていた経験があるからこそ意見に耳を傾けてもらえるので。異動にマイナスイメージを持つ人もいるかもしれませんが、私は部署が変わる毎に新しいことを蓄積できている実感があるのでポジティブに捉えています。

新事業の開発には知識と感覚がモノをいう。

新しい技術開発においては、具体的な進め方や実現方法が決まっているわけではありません。会社の大きな戦略のもとに、個々が方向性を自ら考えて動いています。絶対の正解がないので、方向性が合っているのか、このやり方で実現できるのかを迷うこともあります。私の場合は、生活者の健康習慣や意識を変えるにはどんなソリューションが求められ、そのために必要な技術は何なのか。どこがゴール地点なのか旗を立てるイメージでしょうか。その大元の部分を考えるのがやはり一番大変で難しいですね。それに文化や風習がさまざまに異なる世界各国を視野に入れなければいけない。議論をしていても人それぞれゴール地点の考え方が違うので、ぶつかってしまうことはあります。でも最終的には決断して、自分が立てた旗を目指していろんな部門の人に一緒に動いてもらわなければいけない。その決断を何が支えるかと言えば「知識と感覚の蓄積量」です。ゴールを定めるためにどれだけ勉強したか、どれだけ考えたか、どれだけユーザーの立場になれたか。積み重ねた知識と感覚を信じるしかない。まだまだ走り出したばかりですが、技術開発を通して人の行動が変わり、健康の常識や文化が変わって世の中に幸せが増えれば嬉しいですね。

ヘルスケアを仕事にする意義と想い。

大学時代は生体工学を学んでいたので、「人の体」に関わる仕事がしたいと考えていました。それに「何でこの仕事をしているんだろう」と迷いながら働くのがイヤだったんです。ヘルスケアなら身近な人、たとえば家族の健康につながることもあるし迷いなく頑張れると思ったんですよ。自分が関わった商品を家族にプレゼントする時は、この仕事をやっていて良かったと思います。ヘルスケアを仕事にする想いは13年間変わっていません、むしろ入社当時より強くなったかもしれません。商品を通してユーザーと接したり、フィードバックをもらう機会が増えたりしたことで、自分たちのミッションを実現していかないといけないな、と強く想うようになりましたから。それにオムロンヘルスケアの社員はゼロイベントや事業ごとのミッションを普段から口にするんです。上司も若手も関係なく。全社員が自社や事業のミッションを強く意識している。だから私も事業や技術を検討する時は当たり前のように「どうしたら健康に貢献できるか」を考えています。ヘルスケアへの強い想い、それがあればどんな障壁でも乗り越えていけますね。