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ネブライザ 噴霧方式について

超音波式ネブライザ(二槽構造)

超音波霧化は広く吸入療法につかわれています。そのなかでも従来型の二槽構造の超音波式ネブライザは、超音波のキャビテーション効果を用いて噴霧します。具体的には、超音波振動子から発生した超音波振動エネルギーが冷却水を通して薬液表面に集中し、振動の作用(キャビテーション効果)で薬液が霧化されます。この超音波振動のエネルギーの大きさを変えることで、霧化量も変えられます。そして、噴霧された薬液はファンからの送風とともにマウスピースへ運ばれます。
オムロンのNE-U17はこの方式を採用しています。霧化量とファンからの送風量がかえられ、毎分最大3mlの霧化が可能です。カップ状の薬剤槽によって薬剤と冷却水を分離する二槽の構造をとっているため、超音波振動子を清潔に保ち、温度上昇を抑えることができます。またこの作用槽の冷却水により長時間使用が可能なので、病院内での使用などに適しています。

メッシュ式ネブライザ

メッシュ式ネブライザは超音波振動を利用しますが、キャビテーション効果を用いる二槽構造の超音波式ネブライザとは大きく構造が異なります。噴霧部は振動の発生するホーン振動子と多数の微細孔をもつメッシュで構成されており、ホーン振動子の振動する部分とメッシュの隙間にある薬液が、即時にホーン振動子の振動によりメッシュの穴から押し出され、霧が発生します。二槽構造の超音波式ネブライザに指摘されているような作用槽の冷却水の温度上昇と薬液の性質変化の心配がありません。
オムロンのNE-U22にはこの方式が採用されています。他方式にくらべ、小型で乾電池が使用でき携帯性に優れているため、いつでもどこでも吸入ができるようになりました。さらに、薬液ボトル内の残液量が0.1ml以下ですので、0.3ml程度の薬液量でも単独で噴霧できます。

コンプレッサー式ネブライザ

コンプレッサー式ネブライザは、空気圧を利用して噴霧します。本体内部のコンプレッサーにより発生した圧縮空気が、薬液ボトルのノズルから吐出されるとき、ノズル部と吸水管の間に生じる負圧作用によって、薬液が上部へ吸い上げられます。吸い上げられた薬液は、上部のバッフルに衝突し、細かい霧となって外部に噴出します。
オムロンのコンプレッサー式ネブライザ(NE-C28/C29/C30)は、この方式を採用しています。ほとんどの吸入薬液の噴霧が可能で、パーツのお手入れも簡単です。医療機関内での使用や、医師などの医療従事者の指導に基づいた家庭での吸入に適しています。また、コンプレッサー式はジェット式と呼ばれることもあります。


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