vol.47

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Q質問

高血圧だと心臓発作や脳卒中を起こしやすく、特に冬に発作が起きやすいと聞きました。高血圧の人が冬に気をつけたほうがよいことはありますか?

A回答

血圧は、寒さで血管が収縮するため、冬に高くなることがわかっています。急激な温度の変化は血圧を上昇させ、心臓発作などを招く危険があるので気をつけましょう。
冬は血圧が夏に比べて5mmHgほど上昇することが報告されています。また、冬場には早朝に血圧が上昇する早朝高血圧が増加することもわかっています。これに伴い、脳卒中や急性心筋梗塞の発症が12月から1月の冬場に増加することが知られています。厚生労働省の調べによると、脳卒中(脳卒中および脳梗塞)や急性心筋梗塞による死亡は、1月が最も多く、夏場にかけて減少しています。

冬に血圧が上昇するのは、体内の熱を外に逃がさないように血管が収縮するためです。このため、急激な気温差に対する注意が必要です。例えば、暖房施設のない浴室やトイレでは、急激な温度差にさらされることが多いため、浴室やトイレの暖房に配慮しましょう。
また、冬とはいえ、温度の高いお湯に長い間浸かることは、心臓に負担をかけ血圧を上昇させる理由になるので注意が必要です。肩を冷やさないように上半身をタオルなどで保温しながら、ぬるめ(40℃程度)のお湯に下半身だけ入ると、血行がよくなり全身が温まります。
また、運動をする場合は気温が低く血圧の上昇しやすい早朝を避けて、暖かい日中に適度に汗をかく程度の運動を心がけましょう。
  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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