vol.83

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Q質問

最近、高血圧の治療を始めましたが、血圧値はどのくらいまで下げなければいけませんか?

A回答

患者さんの状態によって異なりますが、医師の指導のもと、しっかりと血圧値を下げることが大切です。

病院や診療所での血圧が140/90mmHg以上、家庭での測定では、135/85mmHg以上の場合に高血圧と診断されます。血圧が高い状態が続くと、高血圧が原因で起こる心血管病や脳卒中などの発症確率が高まります。どの程度まで血圧を下げればよいかは、患者さんの年齢や合併する病気の種類によって、高血圧がもたらす病気の発症リスクが変わるため、日本高血圧学会により表のとおり分類されています。様々な研究の結果、これらの値まで血圧を下げることで、病気の発症リスクが抑えられるとわかっています。
また、目標値を達成するためのプロセスも重要であり、患者さんの状態によって生活習慣の改善(食塩摂取の制限、適切な栄養素の摂取、減量、運動、飲酒量の節制、禁煙)と降圧薬による薬物療法をあわせて治療が行われます。
家庭での血圧値測定が治療に活用されるなど、高血圧の治療は、進歩を続けています。医師の指導にしたがって、しっかりとした管理を行うことが重要です。

CKD:慢性腎臓病
出典:日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会:高血圧治療ガイドライン2009,日本高血圧学会,2009

  • このコラムは、掲載日現在の内容となります。
    掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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