OUR SERVICE 新たな遠隔診療サービスの構築に向けて遠隔診療サービスをもっと強くする、アイデアと技術力を。

OUR SERVICE新たな遠隔診療サービスの構築に向けて

遠隔診療サービス

「遠隔患者モニタリングサービス」

いう新しい診療の在り方を提案し、
ゼロイベント実現の大きな一歩に。

オムロン ヘルスケアは、家庭での血圧測定による血圧の適正コントロールにより、脳・心血管疾患の発症を未然に防ぐ取り組み(ゼロイベント)を行ってきました。しかし、ゼロイベントの実現には、家庭で血圧を測るだけでなく、そのデータが高血圧診療や治療で活用され、適正な血圧コントロールにつながっていくことが必要です。
そこで、私たちは家庭で測定したバイタルデータを医師と患者が共有し、診察・治療に活用できるRemote Patient Monitoring(RPM、遠隔患者モニタリング)事業にチャレンジしています。
グローバルで顕在化する医師不足や医療従事者の業務負荷増大、患者の通院負荷などの課題の解決方法のひとつとして、遠隔診療サービスの普及が求められています。さらには、新型コロナウイルス感染症拡大により人々の健康意識や価値観・生活様式も大きく変化しました。私たちは、この環境変化を確実に捉え、新たな医療の在り方を提案していきます。

世界中でオムロン ヘルスケアの
血圧計が使われているからこそ、
遠隔診療サービスの発展に貢献できる。

遠隔診療サービスをグローバルに展開、と一言で言っても国ごとに異なる医療システムや保険制度などに応じて、それぞれのニーズにあったビジネスモデルを展開していく必要があります。オムロンの血圧計は110以上の国で販売され、使いやすさと医療現場で利用できる測定精度を追求したその品質は高い評価を得ています。
半世紀近く高血圧患者および医療現場のニーズを把握してきた歴史とバイタルデータに対する深い知見、そしてデバイス事業で構築してきた世界の医学界とのネットワーク。これらは一朝一夕では構築できないオムロン ヘルスケアの強みです。私たちはこの強みをさらに追求し、遠隔診療サービスを活用したより良い医療に貢献していきたいと考えます。

オムロンヘルスケアが
展開する世界の遠隔診療サービス

オムロンヘルスケアが展開する世界の遠隔診療サービスオムロンヘルスケアが展開する世界の遠隔診療サービス
アメリカUnited States of America
アメリカ United States of Americaアメリカ United States of America

遠隔患者モニタリングサービス「VitalSight™」を
展開し、
効果的・効率的な
高血圧治療を可能に。

米国では成人高血圧患者数は約1億1,600万人にのぼり、約30%が血圧を適正にコントロールできていないと言われています。その米国において、高血圧患者向けの遠隔患者モニタリングサービス「VitalSight™」が、2020年6月にスタートしました。VitalSight™では患者が家庭で測定したバイタルデータをサーバー経由で病院の電子カルテと連携し医療従事者と共有。医師は、患者のバイタルデータをタイムリーに把握することができ、異常があればアラートで知らせることができるため、必要な時に的確に医療介入することができます。

イギリスUnited Kingdom
イギリスイギリス

医師に投薬プランを提供し
高血圧治療をサポートする、
遠隔診療サービスを展開。

成人の約3割が高血圧症と言われている英国では、2030年までに国内の高血圧患者の血圧コントロール率*1を80%にすることを目指しています。しかし、最新のコントロール率は60%ほどに留まります。また、英国では制度上、まず「かかりつけ医」を受診します。しかし、医師の数は減少する一方で患者数は増加し、医師の負荷が高まるとともに、待ち時間が長いなどの理由から高血圧治療を中断する患者もいます。
オムロン ヘルスケアは、家庭で測定した血圧データを用いた血圧管理・投薬プランの提案で、診療の効率化をサポートする遠隔診療サービス「Hypertension Plus」を、2021年4月より開始しました。家庭で測定した血圧データを「Hypertension Plus」に登録すると、医師は電子カルテに接続された管理画面で患者の血圧データを確認することができます。さらに、患者の属性や血圧レベルに応じて3回分の投薬プランを医師に提案するので、患者は毎月の通院負荷を軽減でき、医師は診察時間の効率化を実現します。

*1高血圧患者において、降圧目標値を達成している人の割合

遠隔診療サービスを
より使いやすくするために、
新しいアイデアとスキルをもつ
仲間が必要です。

遠隔診療サービスをより発展させるために、あなたのアイデアと技術力が必要です。遠隔診療サービスをより発展させるために、あなたのアイデアと技術力が必要です。

2030年に向けて、医療機関、患者双方にとって遠隔診療サービスをよりニーズにあった使いやすいサービスにしていくためには、医療業界のみならず、さまざまな分野で磨きあげられたスキルを持つ人財が必要です。たとえば、遠隔診療サービスなど医療の進化につながる新たな戦略を立案し実行できる人財、それらを実現するためのシステム設計やマネジメントを担える人財、またグローバルに広がるビジネスパートナーと円滑にコミュニケーションできる人財など。今までの事業領域の枠を超えた価値観や発想、サービスを前進させるアイデアやスキルを持つ人に仲間に入ってもらい、医療の未来を切り拓いていきたいと考えています。

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