HEM-9601T

HEM-9601Tは、座位・仰臥位での測定ともに、ANSI/AAMI/ISO81060-2:2013 guidelinesにおける精度基準を保証しています。

試験概要

被験者85名〔54.6±13.3歳(年齢±標準偏差)〕に、試験機HEM-9601Tを用いて座位、仰臥位(手のひら横向き・上向き・下向き)それぞれの体位で測定を行った。測定結果について、ANSI/AAMI/ISO 81060-2:2013 guidelinesで定める基準1及び2に従い、誤差平均値と誤差標準偏差(SD)を算出した。

結果

HEM-9601Tは、いずれの体位で算出した誤差平均値、誤差SDにおいても精度基準を満たした。

座位 仰臥位
手のひら
横向き
手のひら
上向き
手のひら
下向き
基準1のSBP測定誤差
(誤差平均±誤差SD)
mmHg
1.2 ± 6.9
(passed)
2.2 ± 6.5
(passed)
0.1 ± 6.6
(passed)
-0.8 ± 7.2
(passed)
基準2のSBP測定誤差
(誤差平均±誤差SD)
mmHg
1.2 ± 5.9
(passed)
2.2 ± 5.6
(passed)
0.1 ± 6.0
(passed)
-0.8 ± 6.1
(passed)
基準1のDBP測定誤差
(誤差平均±誤差SD)
mmHg
1.1 ± 5.5
(passed)
1.8 ± 5.7
(passed)
1.5 ± 6.2
(passed)
0.5 ± 6.4
(passed)
基準2のDBP測定誤差
(誤差平均±誤差SD)
mmHg
1.1 ± 4.9
(passed)
1.8 ± 5.1
(passed)
1.5 ± 5.6
(passed)
0.5 ± 5.9
(passed)

上腕式と手首式血圧計の夜間血圧測定精度比較

手首式血圧計と上腕式血圧計で自動測定された夜間血圧値は、SBPにおいて良好な一致がみられました。

試験概要

高血圧患者50名(平均年齢68.9歳)を対象に、仰臥位にて、HEM-9601T「手首式血圧計」とHEM-9700T「上腕式血圧計」の両機器で、2晩にわたり睡眠中の夜間血圧を自動測定、結果を比較した。

HEM-9601T(手首式)

HEM-9700T(上腕式)

結果

HEM-9601TとHEM-9700Tの両機器間のSBPの平均差は0.2mmHgで良好な一致がみられた。一方でDBPにおいては差がみられた。

HEM-9601T
(手首)
HEM-9700T
(上腕)
値の差
(手首ー上腕)
p値
SBP(mmHg) 116.4±16.2 116.2±16.3 0.2±10.2 0.563
DBP(mmHg) 66.8±10.8 70.9±10.9 -4.1±7.9 < 0.001
HR(bpm) 60.6±7.9 60.5±7.8 0.1±3.9 0.571

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