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「ケアした翌朝は体が軽い。プレーのクオリティを上げる助けになっています」。学生サッカー選手に聞く、低周波治療器の活用法とは

University of Tsukuba Soccer Club
Soccer

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1チーム11名編成の2チームが相手ゴールにシュートを決めて得点を競い合うサッカー。ボールを足で操るため、疲労が足にたまりやすくこまめなケアは欠かせません。今回は、「今シーズンはチームでタイトルを狙っていく」という筑波大学蹴球部のディフェンダー・加藤太一さんに、日常的なケアで活用しているという低周波治療器について伺いました。

電気治療器のイメージががらり。
「コンパクトで使い方も簡単です」

一つのボールを奪い合い、相手ゴールへのシュートを目指すサッカー。常に自分を妨害する相手がいることから、急な方向転換や減速・加速をするときにもバランスを崩さずスムーズに動く、いわゆるアジリティが必要になります。身体のコンディションでは、どのような悩み事が多いのでしょうか。

「僕は高校の頃からディフェンダーなのですが、相手の動きについていきながら機敏に動くことに加えて、ドリブルの方向を変える切り返しなど、素早い動きが欠かせません。そのため、どうしても足首や股関節の悩みが多くなります」

そんな下半身のセルフケアに役立てようと、加藤さんが低周波治療器を使い始めて半年ほど。実際に使ってみた感想を伺ってみました。

「街の治療院などで電気を使った施術をしてもらったことがあったので『電気治療器は大きなもの』というイメージを持っていました。でも、家庭用の低周波治療器はとてもコンパクトで、まさか自宅で使えるなんてと驚きました」

初めて使うということで、使い方を難しく感じることはなかったのでしょうか。

「最初から戸惑うことがなかったくらい操作も簡単です。コードレスタイプということもあって、コードが邪魔で身体に貼りにくいということもありませんし、低周波治療器のイメージが変わりました」

就寝前に気になるところをセルフケア。
「次の日の朝は、身体の感覚が違います」

実際に低周波治療器は、どんなシーンで使われているのでしょう。

「毎日、お風呂あがりに汗が引いてから横になって、リラックスした状態で使っています。いつも、ふくらはぎとハムストリングス全体をそれぞれ30分ずつケアしています」

ジャンプのほか、着地をしたときなどに負担がかかるふくらはぎ。またハムストリングスは、主に太ももの裏側の筋肉で負担がかかりやすく、疲労しやすく凝り固まりやすい部位。そうした疲労の蓄積によって凝り固まってしまった筋肉をほぐすことで、ケガの予防につながるといわれています。

「どちらの部位も低周波治療器を使うと、まるでマッサージされているような感覚になります。とても心地よくて、使っていて満足感があります」

以前は、ストレッチで身体全体をほぐしたあと、テニスボールなどを使って部分的にストレッチしていた加藤さん。それでも、ハードな練習や試合の翌日は、身体のだるさ・重さを感じていたそうです。

「自分なりに筋肉をほぐしたつもりでも、どうしてもふくらはぎなどに疲労感が残りました。低周波治療器でケアするようになってからは少し違います。ケアした翌朝は身体が軽く感じられて動きやすいので、プレーのクオリティを上げる助けになっていると感じます」

日常的なケアはもちろん、マイクロカレントでコンディショニングケアも

加藤さんにとって低周波治療器の魅力はどんなところでしょうか。
「自宅にいながら、手軽にセルフケアができるところです。じつは少し前に膝の靭帯をケガしてしまいました。いまはリハビリに励んでいるところです。これからは、低周波治療器のマイクロカレントでのケアも取り入れたいと思っています」

マイクロカレントは、刺激の少ない微弱な電流を患部に流すことでケガの早期回復を促す効果があるといわれ、スポーツの分野ではコンディショニングケアとして用いられています。ケガの回復期には上手に取り入れていきたいケアです。

最後に、これからの目標を教えてください。

「2021シーズンから主務を務めることになりました。チームとしては、『再醒(さいせい)』をスローガンに掲げて、改めて『タイトルを獲る』ことを目標に掲げて勝利を目指しています。個人的には一日も早くケガを治して復帰し、勝利に貢献していきたいと思います」

外出が難しい時であっても、日常の中で無理なく手軽に取り入れられる低周波治療器。筋肉疲労をやわらげて疲労回復へ導くセルフケアはもちろん、ケガの回復にも助けになる心強い存在です。強いチームであり続けるためには、一人ひとりのコンディショニングケアが欠かせません。

<団体紹介>

筑波大学蹴球部

1896年に設立された高等師範学校フートボール部に起源を持つ、日本でもっとも歴史があるクラブの一つです

加藤 太一さん

筑波大学蹴球部DF(ディフェンダー) 4年生
2021シーズンより主務を務める

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