アマチュア

身体づくりに欠かせないトレーニング後のリカバリーケア

Nihon University Fujisawa Senior High School Soccer Club
Soccer

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全国の強豪高校で争われたサッカーの『敬相杯』が4月29日から5月1日にかけて、静岡県裾野市で開催されました。試合会場にはオムロンの低周波治療器を体験できるコーナーが設けられ、今回は実際に使用した日大藤沢高校の部員たちの話を聞きました。

「もっとフィジカル面を強化したい」

全国高校サッカー選手権に出場した経験を持ち、神奈川県の強豪として知られる日大藤沢高校。サッカー部員は170人の大所帯です。1年生だけで60人近くが在籍し、試合に出るのも簡単ではありません。1年生だけの大会「敬相杯」は貴重な実戦経験を積める場所。それぞれが収穫と課題を得ていたようです。右サイドバックで試合に出場していた石津絢大選手(※背番号27)は、厳しい顔を見せていました。
「自由にボールを持つことができなくて、思うようにプレーできませんでした。清水東(静岡)戦では身体の大きな相手の迫力に圧倒されて……。身体づくりがまだまだ追いついていないので、これからもっとフィジカル面を強化していきたいです」
日頃からチューブを使って、体幹トレーニングを積んでいると言います。身体を鍛えるだけではなく、ケガをしないために毎日のストレッチも欠かしません。大会1日目にオムロンの低周波治療器を体験し、あらためてケアの重要性を再認識していました。
「試合後にふくらはぎに使ったのですが、疲労していた筋肉がほぐれた感じがしました。機器を使ったケアは初めてでしたが、筋肉が柔らかくなった気がして、驚きました。いつもより脚が軽くなり、疲労感が取れたと思います」
小中学生の頃は成長痛に悩んだり、ケガで苦しんだ時期もありました。だからこそ、高校では、身体のケアには気をつけたいと言います。練習の強度はぐんと増し、足の疲れもいままで以上。日頃から筋肉をほぐす必要性を感じていました。
「機会があれば、低周波治療器をまた使いたいですし、理想は家にあるといいですよね。自宅でケアできるのは大きなメリットになります」

「できるケアはすべてやりたい」

オムロンの低周波治療器を体験した日大藤沢高の選手たちは、一様に「脚が軽くなった」と口をそろえます。豊富な運動量が求められるボランチのポジションで、ピッチを走り回っていた大谷優貴選手(※背番号16)は、ふくらはぎに手を当てながら、効果を実感していました。
「疲労感が抜けていく感じがしました。試合のあと、時間をおかずに自分でパッドを貼って、使えるところがすごくいいと思いました。電気治療といえば、接骨院に出向かないとできないと思っていたので。自宅でもできるのは、時間を有効に使う意味でもすごくありがたいです」
疲労がたまるのは、試合後だけではありません。毎日の練習でも身体の疲れを感じることは多いです。特に週1回のフィジカル・トレーニングは、大きな負荷がかかります。走力を鍛えるための練習をこなすと、疲労困憊になります。想像に難くないでしょう。
「身体のケアはしていますが、筋肉を伸ばすストレッチがメインでした。今回のように低周波でほぐすと、すごく効果があるんだと分かりました」
大谷選手は小学生の頃にオスグッド(ヒザの痛み)で1カ月ほど、練習を休んだことがあります。レギュラー争いが繰り広げられるチームで戦列を離れるほど辛いものはなかったようです。体を思うように動かせない時間をもんもんと過ごした日々のことは忘れたことはありません。
「もうケガはしたくないです。防げるものなら防ぎたい。だから、ケアの方法でも、やれることはすべてやりたいと思います」

疲労の蓄積が怪我を招くことは知っている。だからリカバリーケア

アスリートは誰もがケガには敏感になるもの。乾修大選手(※背番号3)は、小学生の頃にかかとの骨を骨折し、半年近くサッカーを休んだ苦い経験があります。練習後のケアに加えて、就寝前には必ずストレッチをして、筋肉を伸ばしています。筋肉疲労の蓄積から他部位のケガにつながることを知っているからです。
「環境が大きく変わる高校1年生のこの時期は、特に気をつけたいと思います。中学生のときに比べると、スピード感が違いますし、大きな体格の選手とぶつかる機会も増えました。実際、敬相杯ではフィジカル強化の必要性を強く感じました」
すらりとした身体には、まだほとんど筋肉がついていません。173cm、57kg。同世代に比べても痩身だと言います。チームで体幹トレーニングに取り組んでいますが、いままさに成長過程にあります。
「もっともっと努力しないといけないと思っています。僕は一般入試組なので。スポーツ推薦組に追いつけるように頑張りたいです」
もちろん、試合でも練習でも日々、全力を尽くしています。目いっぱい身体を動かした後は、ケアを怠ることはありません。ただ、オムロンの低周波治療器を体験し、意識が少し変わったようです。
「これまでは股関節を中心にストレッチをしていましたが、今後は筋肉にもより気をつかうようにしたいです。使用後はいつもの試合終わりよりも、リラックスできました。個人的には強い刺激を入れたほうが、良かった。強さを数値で調整できるのはうれしいです。僕の場合、リカバリーモードの『17』くらいが効きました」

高校日本一を目指す日大藤沢サッカー部の1年生たちは、いずれもリカバリーケアへの関心は高く、より良いものを求めていました。意識の高い高校生アスリートたちはうまくなるために、強くなるために、ケアを怠ることはありません。

<団体紹介>

日本大学藤沢高等学校サッカー部

公式ホームページ:https://www.nichifujifc.com/

石津 絢大さん

乾 修大さん

大谷 優貴さん

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