アマチュア

敬相杯優勝校のリカバリーケア

Kyoto Tachibana High School Soccer Club
Soccer

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4月29日から5月1日にかけて、サッカー強豪高校の1年生たちで争われた『敬相杯』。大会を制したのは、全国高校サッカー選手権で準優勝の経験を持つ京都橘高校でした。大会から1カ月あまりが経過。『敬相杯』でMVPに輝き、副賞として低周波治療器が送られた2人は、その後はどのようなリカバリーケアをしているのでしょうか。大会期間中に低周波治療器を体験した選手を含め、体験した感想などを聞きました。

高校入学後リカバリーケアの意識が変わり、自宅でも念入りに

『敬相杯』で京都橘高校の優勝に大きく貢献した高橋優選手。FW、サイドハーフとして2得点・2アシストの活躍ぶりで、見事にMVP賞を獲得しました。副賞のオムロン低周波治療器を手に取り、はにかんでいたのが印象的です。大会期間中に疲労がたまったふくらはぎに使用し、効果を実感していたからこそ、なおさらうれしかったと言います。
「連戦の合間に使ったのですが、重かったはずの脚が軽くなった感じがしたんです。筋肉の張りがほぐれたんだと思います。これまで、機器を使ってリカバリーケアをしたことがなかったので、すごく新鮮でした」
大会後は、毎日のように使用しています。京都橘高校での練習を終えて、自宅に戻るのは夜遅く。食事、入浴を済ませてからリカバリーケアの準備をします。疲労が蓄積しやすい部位は、自分でもわかっています。低周波治療器のパッドを貼るのは、いつもふくらはぎ。
「1回20分程度、リカバリーモードで使っています。低周波治療器でリカバリーケアをするようになってから、コンディションが安定するようになってきました。筋肉の回復具合が変わったと思います」
高校入学後、自らの身体と向き合う時間が長くなり、意識もすっかり変わりました。いまは自宅でもリカバリーケアを念入りに行うほどです。
「ケガしないためには、毎日ストレッチ、柔軟をしています」
監督、コーチからの助言、チームメイトからの影響も大きいと言います。京都橘では誰もが練習後のストレッチなどのリカバリーケアを欠かしません。

もうボールを蹴ることができない、もどかしい思いをしたくない

『敬相杯』では縦横無尽にピッチを走り回り、チームを支えていた宮地陸翔選手。攻守両面での献身的な働きが認められて、同じくMVP賞に輝きました。
「少しでもチームを勝たせるために、自分ができることをしました」
謙虚に大会を振り返る1年生の口調は落ち着いていました。1カ月前に大会で初めて使用した低周波治療器のこともよく覚えています。大会2日目。連戦の疲労が蓄積しているときでした。気になる部位のふくらはぎにパッドを貼り、リカバリーモードで20分間、体験しました。
「筋肉がほぐれて、脚が軽くなりました」
すぐに効果は体感できたとのこと。低周波治療器を使用後、25分ハーフの試合に出場すると、動きが違ったようです。
「1日に2試合をこなす連戦だったのですが、前半から後半まで走り切れました。いつもは疲労がたまると、足が止まってしまうこともあるのですが、あの日は一歩目が速かった気がします」
大会後、MVPの副賞で受け取った低周波治療器を自宅で使用するようになり、あらためて実感していました。
「毎日、使っていると、疲労がたまりにくいですね。練習した後、低周波治療器を使用するようになり、疲れが軽減されています」
パッドを貼る部位は、ふくらはぎと太ももの前側。就寝前、計40分ほど時間を割いて、念入りにリカバリーケアをしています。ストレッチ、柔軟なども取り入れるなど、身体には徹底して気を使っているようです。小学生の頃からサッカーでのケガが多く、自然とケガ予防への意識は高まりました。考え方ががらりと変わったのは、中学校1年生のときです。腰の分離症で、全治3カ月の離脱。歩くこともままならない時期もありました。ボールを蹴ることすらできず、もどかしい思いをしたことは今も忘れません。
「ケガで長期間、練習を休むと、リカバリーケアの大事さをしみじみ感じるものです。僕の場合、中学生の頃からずっと身体には気を使ってきました」
高校入学後はケガらしいケガはしていないですが、気を抜くことはありません。よりよいリカバリーケアを求めて、これからも低周波治療器は使っていくと話していました。

身体のメンテナンスには細心の注意を払っている

『敬相杯』の期間中から低周波治療器を何度も使用し、筋肉のコンディションを意識していたと言う執行隼真選手。試合が終わるたびに、オムロンのブースを訪れて、リカバリーケアを行っていたようです。
「『いつでも使っていい』と言われたので、試合が終わるたびに使っていました」
太ももの裏にパッドを貼る作業も手慣れたものでした。機能も使いこなし、自分に合ったリカバリーモード「2」を選択。毎回、20分近くかけて、ケアしました。
「手軽にできるので、試合の合間には最適でした。低周波治療器でリカバリーケアしたあとで臨んだ試合は、前半の入りがすごく良くて、最初から脚がよく動きました。連戦のときは筋肉のだるさが残ったりするのですが、それがなくなった感じですね」
執行選手はもともと身体が硬く、中学校時代からケガを繰り返していました。股関節、足首のじん帯など、数え上げれば切りがありません。中学校2年生の頃から柔軟を始めて、故障がぐんと減ったと言います。
「身体を柔らかくしてからはケガが減りました。練習後のリカバリーケアも怠らないようにしています」
中学生から高校生になると、プレーの強度も変われば、試合時間も変わります。30分ハーフから40分ハーフへ。大会によっては、45分ハーフも採用しています。筋肉への負担も言わずもがな。執行選手はローラーで筋肉をほぐすなど、身体のメンテナンスには細心の注意を払っているようです。

京都橘の選手たちに共通しているのは、1年生の段階からリカバリーケアの重要性を認識していること。ベストパフォーマンスを発揮することに徹底してこだわり、目指すのは2年ぶり10度目の全国高校選手権に出場です。

文中での低周波治療器の使用効果の表現は個人の感想であり、効果を保証するものではありません。

<団体紹介>

京都橘高校サッカー部

公式ホームページ:https://kyoto-tachibana-fc.com/

執行 隼真さん

高橋 優さん

宮地 陸翔さん

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