肩ケアのコツとおすすめのパッドの貼り方(1 ⁄ 2)

Recovery Care
リカバリーケアのポイント

目次

1. 関節の特性

肩関節は、主に上腕骨、肩甲骨、鎖骨から構成され、ボールのような部分(上腕骨頭)とボールを受ける皿のような部分(肩甲骨関節窩)でできている関節です。またそれを支える細かな筋肉群からなります。肩をよく使う野球やバレーボールの場合、トラブルが多く起きるのは深層(インナー)の筋肉です。具体的に言うと、肩関節の中にある細かい筋肉です。総称してローテーターカフ(回旋筋腱板)とも呼ばれています。肩にひねりを加える野球の投球動作、バレーボールのアタックを打つ動作のときに負荷がかかります。浅層(アウター)の三角筋、僧帽筋などの大きな筋肉にも疲労は溜まりますが、大きなケガにつながるケースは少ないです。

2. リカバリーケア方法

日頃のケアはストレッチがおすすめです。肩甲骨を意識して伸ばします。ストレッチポールを使うこともおすすめです。他部位同様に温冷交代浴は効果的ですが、心臓を冷やさないようにしましょう。肩だけを氷袋などで冷やし、すぐに温めることを繰り返します。チームにトレーナーがいる場合は、マッサージを受けるのが良いでしょう。

パッドの貼り方

肩関節を前後で挟むように貼ります。前後の筋肉は疲労が出やすい箇所です。神経、腱も通っている場所です。大きいパッドであれば、全体をカバーできます。関節パッドを使用する場合も肩関節を挟むように貼ります。低周波を流しながらケアしたい筋肉に刺激があるかを自らで確認しましょう。

心臓の近く、胸部付近、首から上(頭部、口などを含む)や陰部、皮膚疾患部などには使用しないでください。

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