3. ケガの予防方法
練習前に肩甲骨のストレッチで伸ばし、動きを良くすること。肩の柔軟性が低いと、筋肉、腱に負担がかかり、炎症を起こしやすくなります。壁を使って伸ばしたり、ストレッチポールを使うのもよいでしょう。もともと関節が硬い人でも、毎日ストレッチを続けることで変化を感じることができます。肩甲骨の可動域を広げることはとても大事です。胸の前の大胸筋を伸ばすことも肩のケガ予防につながります。ただ、可動域が広がったからといっても、ケガをするリスクはゼロにはなりません。日々のケアが重要です。
4. 異変を感じた場合、ケガをした場合の対処方法
筋肉の炎症を起こして痛みがある場合は、まずは休養すること。オムロンの低周波治療器がある場合はマイクロカレントモードを使用し、炎症が収まるまで肩を休ませること。オーバートレーニングの影響で肩を酷使しているケースが多いと思います。生涯、スポーツを楽しみたいのであれば、無理は禁物。休養は必要です。
5. 肩ケアがとくに重要なスポーツ種目
野球、バレーボールをはじめ、ハンドボール、バドミントン、テニスなども肩をよく使うため、疲労は溜まりやすいです。
<記事監修>
株式会社The StadiuM
公式ホームページ:https://thestadium.co.jp/
山田 晃広さん
【現職】
株式会社The StadiuM 代表取締役
株式会社Las Flores 代表取締役
(一般社団法人)Penya F.C.Barcelona Japan 公認サポータズクラブ 副会長
【資格】
鍼灸あん摩マッサージ指圧師
ProSTAアカデミーマスター講師
原田式メンタルトレーニング指導者
【経歴】
日本人初スペインサッカー1部リーグプロ契約トレーナー
多くのなでしこJAPAN、Jリーガーのコンディショニングに携わる