オムロン×ウェザーニュース花粉プロジェクト:
花粉症と眠りに関する調査を実施。
オムロンヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長:宮田喜一郎)が展開する"ねむりラボ"は、春の睡眠企画として株式会社ウェザーニューズ(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:草間千仁)と共同で「花粉症とねむり」に関する調査を実施しました。
その結果、鼻に重い花粉症の症状が出る人は、鼻に症状が出ない人に比べ、寝つきにかかる時間が約2倍もかかるなど、花粉症と睡眠の関係に興味深い結果がでました。
調査の概要
調査期間 | 2014年2月15日~3月31日 |
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調査対象 | 花粉症状があり、オムロン睡眠計 HSL-101を利用して測定&日々の花粉症状報告に協力いただける 30名 |
調査内容 |
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【調査結果】
1. 鼻に重い症状が出る人は、症状が出ない人に比べて、寝つきにかかる時間が2倍
花粉症の症状が出る部位別に(鼻、のど、目、肌)、寝つきにかかる時間を調べたところ、鼻とのどに重い症状のある人は、「寝つきにかかる時間が長く」、「睡眠中の中途覚醒が長く」「睡眠効率(総睡眠時間/総就床時間)が低い」という結果となりました。
中でも、鼻に重い症状が出る人は、症状が出ない人に比べて約2倍も寝つきに時間がかかっています。
一方、目や肌へ重い症状がでる方は、症状が出ない方と大きな差は見られず、症状の部位によって、睡眠への影響が異なる可能性を示唆しています。
2. 花粉の飛散量と睡眠の関係に強い相関はみられない
ウェザーニューズが独自に開発し、全国に約100台設置されている花粉観測機「ポールンロボ」によって観測された花粉量のうち、3月3日~3月24日に8都府県(埼玉、千葉、大阪、神奈川、東京、愛知、京都、兵庫)の花粉飛散量と、寝つきや目覚めのデータを比べたところ、花粉飛散量とねむりに相関性はありませんでした。
花粉飛散量(グラフ赤線)は変化しても、睡眠効率(グラフ青線)には大きな変化は見られない。
ねむりラボについて
オムロンヘルスケアが運営する、睡眠に関する情報サイト。モニターによる眠りの実態調査や睡眠改善のチャレンジ企画のほか、快眠のコツ「ねむりのレシピ」や睡眠に関する知識を掲載しています。
オムロン 睡眠計 HSL-101について
「オムロン 睡眠計 HSL-101」は、ベッドサイドに置くだけで、電波センサーが睡眠中の胸の動きや寝返りを検知し、睡眠の状態を測る睡眠計です。眠っていた時間帯(体動が少ない状態)、目覚めていた時間帯(体動が多い状態)、実際の睡眠時間が、表示されるので、ねむりの状態がひとめでわかります。 さらに、健康サポートサービス「わたしムーブ」*にデータを送ると、ねむりの状態をグラフで詳しく示したり、ねむりの傾向を分析してレポートをお届けするなど、睡眠の改善をサポートします。
*「わたしムーブ」は、NTTドコモとオムロンヘルスケアが共同出資するドコモ・ヘルスケアの健康サポートサービスです。
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