ニュースリリース

血圧計、体重体組成計が「2015年度グッドデザイン賞」、
電子体温計が「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞

商品

オムロン ヘルスケア株式会社(本社:京都府向日市、代表取締役社長:荻野 勲)の「上腕式血圧計 HEM-7280C・HEM-7270C」、「体重体組成計 HBF-220 カラダスキャン」が、公益財団法人 日本デザイン振興会が主催する「2015年度グッドデザイン賞」(Gマーク)を受賞しました。
また、「電子体温計 MC-670・MC-681 けんおんくん」が、長年にわたり愛好されている商品の中から選ばれる「グッドデザイン・ロングライフデザイン賞」を受賞しました。

<受賞内容>

【2015年度グッドデザイン賞】

上腕式血圧計 HEM-7280C・HEM-7270C *1
体重体組成計 HBF-220 カラダスキャン

  • *1上腕式血圧計 HEM-7280C・HEM-7270Cは、機能や一部のデザインが異なる同一シリーズの商品

【グッドデザイン・ロングライフデザイン賞】

電子体温計 MC-670・MC-681 けんおんくん

グッドデザイン賞(Gマーク)は、1957年に通商産業省によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(Gマーク制度)」を継承し、1998年より(財)日本産業デザイン振興会の主催で行われている、日本で唯一の総合的デザイン評価・推奨の制度です。「人間(HUMANITY)」「本質(HONESTY)」「創造(INNOVATION)」「魅力(ESTHETICS)」「倫理(ETHICS)」を審査理念に、形の美しさだけではなく、機能性や安全性、使いやすさ、環境への配慮などが総合的な見地から高い基準で認められた商品に授与されます。
オムロン健康医療機器のグッドデザイン賞受賞は、1984年に血圧計2製品が受賞して以来、本年度で32年連続となります。

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞は、長年にわたり人々に支持されてきたデザインを表彰する賞で、グッドデザイン賞を10年以上前に受賞した商品などのデザインが選考対象となります。表示の見やすさ、わきに挟んだときに痛みを感じにくい先端部の平たい形状が評価され、2004年度にグッドデザイン賞を受賞した「電子体温計 MC-670 けんおんくん」と、その独自のデザインを継承しながら商品の小型化、検温時間の短縮を実現した「電子体温計 MC-681 けんおんくん」が、ロングライフデザイン賞に選ばれ、受賞しました。

当社は、「ヒトを想うカタチ。」をデザインコンセプトに、今後も使用者の目線での商品開発を追求し、使いやすさと精度を重視した製品で日々の健康づくりに貢献していきます。

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞

グッドデザイン・ロングライフデザイン賞

【グッドデザイン賞 受賞商品の概要・審査委員による評価コメント】

上腕式血圧計 HEM-7280C・HEM-7270C

丸みをおびたコンパクトなデザインの本体に、測定結果をはっきりと確認できる大きな液晶画面を搭載した上腕式血圧計。片手で簡単に巻くことができる「フィットカフ」は、腕にカフを巻いたときに正しい位置から左右にずれてしまっても、正確に測定することができます。「測定/停止」スイッチは、周囲が青く光るLED付きなので、暗い部屋の中でも簡単に使えます。BluetoothとNFC通信機能を搭載しているので、測定データはスマートフォンやパソコンから、簡単に健康サポートサービス「ウェルネスリンク」に転送し、血圧変動リズムの管理を行うことができます。

<評価コメント(抜粋)>
測定結果を大きく表示するバックライトの付いた黒の液晶画面は視認性に大変優れており、測定・停止ボタンはLEDによって青く光ることで判別がしやすい。また、腕帯部分のフィット感も良く、片手で腕帯を巻くことができる点や、さらには、正確な血圧の測定にとって重要な、腕帯が適切に装着されているか、という点に対しても配慮が行き届いていることも好印象である。本体はコンパクトで、カラーリングも主張しすぎないため、日常生活にも溶け込み易いだろう。

体重体組成計 HBF-220 カラダスキャン

高さ38mmと当社の体重体組成計では最大サイズの文字で測定結果を表示し、立ったままでも測定結果が見やすい体重体組成計。また、本体は幅が広いゆったりサイズのため、大柄の男性でも安定して乗ることができます。足に触れる部分は樹脂で覆われているので、冬に乗っても冷たくありません。また、本体に乗るだけで、誰が乗ったかを推定する自動認識機能を搭載しているので、電源をONして乗るだけで、素早く測定できます。

<評価コメント(抜粋)>
体のサイズが違う家族皆が使いやすく、という明快なコンセプトを上手く具現化している。本体のコンパクト化に反比例して大きくなった表示部が両脚の間に入り込むデザインが見られ出した中、この製品はそういった構成を、体組成計デザインの一つの方向として決定付けたように見える。表示窓を一段落し、要素として脚が乗る部分との明確な差を出しているのが理由の一つと考えられるが、その様なちょっとしたことがデザインを変えていく良い例だと思わせる。

詳しくは、グッドデザイン賞のWEBサイト をご参照ください。