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妊娠準備をはじめましょう

妊娠準備をはじめましょう

「赤ちゃんが欲しい」と思ったとき、まず何から始めたらいいのでしょう。 妊娠を理解するためには、男女のからだのしくみや、生理のしくみなどを知っておく必要があります。
普段あまり意識していないカラダのこと、この機会に勉強しておきましょう。

また、最近では晩婚化により、高齢出産が増加。女の人が「妊娠したい」と思ったときには、妊娠しにくい年齢になってしまっているというケースも増えています。

妊娠を知る

妊娠には大きく分けて3段階のプロセスがあります。妊娠することは簡単なことのように思われがちですが……。
全てがスムーズに進まないと、妊娠は成立しません。
各段階のどこかで問題があると、先に進めず不妊の原因になることも。
妊娠のプロセスよく理解しておきましょう。

排卵
1.卵巣の中で卵胞が成熟する
2.卵巣から成熟した卵子が飛び出す
3.卵管が卵子をピックアップ、卵管膨大部へ移動する
受精
1.性交により、精子が女性の体内へ
2.精子が子宮内に入る
3.精子が卵管に入る
4.精子と卵子が出会って受精
着床
1.受精卵は細胞分割を始め、分裂をしながら子宮へと向かう
2.受精卵が子宮内膜にもぐり込み妊娠が成立
出典:「赤ちゃんが欲しい人の本」(はるねクリニック銀座院長中村はるね監修/西東社)

精子と卵子について

精子の数と卵子の数

精子

男性の精子は精巣の中で日々生産され、1回の射精(精液3ml)で、約1~4億匹が放出されます。

卵子

女性の卵巣には産まれたときから約500万個の原始卵胞がありますが、毎月卵巣から飛び出すのはそのうちの一つだけです。

卵管にたどり着けるのはわずか100匹程度
膣の中に入った精子は、1分間に2~3mmの速度で前進していき、射精後約1~2時間ほどで卵管にいる卵子のところにたどりつきます。 とはいえ、卵子の周囲まで近づけるのは、わずか100匹ほど。その中の1匹だけが卵子の中に入っていき、受精が成立するのです。
卵子は老化するって本当!?
精子は毎日新しく作り替えられるので、男性は高齢になっても女性を妊娠させることができます。 一方、卵子の元である原始卵胞は、女性が母親のおなかの中にいるときからすでに存在しています。 つまり、「女性の卵子は胎児のときから年齢を重ねています。35歳の人では36歳の卵子を持っていることになりますね。 その長い間に、カラダは環境からのさまざまな影響を受けたりするので、年齢が高くなるほど卵子の老化や染色体異常が起こりやすくなるのです。
30代後半になると、排卵していても妊娠しにくくなるのはそのためです」(中村はるね先生)。

月経(生理)のしくみ

女の人のからだは、毎月ごとに妊娠のための準備をしています。 「生理が来るということは、(正しくホルモンが分泌されていれば)排卵があり、子宮内膜の準備もできているということ」(中村はるね先生)。

生理が止まったり、不順になったりしていませんか? 月経に異常があるときは、婦人科で受診をして、体の状態を確認しておきましょう。

  • 脳視床下部から性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)が分泌される。

  • GnRHの刺激を受けた脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)が分泌される。

  • 卵胞刺激ホルモンが卵巣を刺激し、いくつかの原始卵胞が成熟して成熟卵胞になる。

  • 成熟卵胞によって卵胞ホルモン(エストロゲン)が分泌され、その働きによって子宮内膜が増殖して厚くなる。

  • 卵胞ホルモンが一定量分泌されると、黄体化ホルモン(LH)が脳下垂体から分泌される。

  • 黄体化ホルモンの働きにより、成熟卵胞が破裂して中から卵子が飛び出し、卵巣の外へ(排卵)。

  • 卵子が飛び出した後の卵胞は黄体となり、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌。黄体ホルモンの働きにより、子宮内膜は受精卵が着床しやすい状態になる(妊娠準備が完了)。

  • 妊娠が成立しないと、黄体はしぼみ、黄体ホルモンの分泌がストップ。それを受けて、子宮内膜ははがれ落ち、血液とともに体外へ(月経)。

月経周期とは、1~8をおおよそ28日周期で繰り返すこと。

出典:「赤ちゃんが欲しい人の本」 (はるねクリニック銀座院長中村はるね監修/西東社)
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