
延岡学園高校で「高校3冠」を達成し、東海大学進学後は4年連続インカレ決勝進出に貢献したベンドラメ礼生選手。日立サンロッカーズ東京・渋谷(現サンロッカーズ渋谷)でプロデビューを果たすとB.LEAGUE初代最優秀新人賞を受賞し、日本代表として数々の国際大会に出場しました。常にハイパフォーマンスが求められるトッププロ、ベンドラメ選手にベストコンディションを保つ秘訣を伺いました。
プロは試合に出続けられることが重要
持って生まれた丈夫な身体の持ち主、ベンドラメ選手は「そもそも身体のことに気を遣うタイプではなかった」と、笑顔で高校時代をふり返ります。ところが東海大学を経て、サンロッカーズ渋谷でプロバスケットボール選手として活躍するようになり、改めて身体のケアについて意識が変わってきたと実感しています。
「昔の人は身体が強いと言われますよね。食べるものが違っていたり、治癒力が備わっているというか、そのようなことも関係しているのかなと思います。高校時代は一切身体のケアはしませんでしたし、少しくらい痛みがあっても頑張ってしまうタイプなので」
少しぐらいの痛みなら我慢してプレーをする。ケガに強いというのも、長くトップカテゴリーでプレーし続ける上で重要なことです。
「試合に出続けるというのは僕にとっても、セールスポイントというか強みだ思います。プロというのは来季、どうなっているかはわからない世界ですから」