ケアやリカバリーはルーティンが大事
「1週間のルーティンを変えないことで、選手がその日ごとの自分の状態を把握できるようになります。ケアの方法などを変えてしまうと、一番良いコンディションがどういう状態なのかわからなくなってしまう。開幕に合わせてコンディションを整えるとすれば、その状態と比較して今はどういう状態なのかがわかります。『あの頃と比べてこうだよね』と、確認し合えば選手たちもわかりやすい。先週はこうだったと比較できるようになります」
また、ケアをルーティン化する中で低周波治療器を取り入れていくことも有効だといいます。刺激の強さが数値でわかるため、自分の状態を数値で把握しやすいとのこと。
トレーナーだけの判断ではなく、開幕前から選手とのコミュニケーションを繰り返し、自分のベストコンディションを身体にインプットしてもらう、それが長いシーズンを乗り越える大きな助けになるということ。選手の数だけ違いがある分、トレーナーのやりがいも大きいということでしょう。
サンロッカーズ渋谷はもとより、どのチームにも選手たちのベストパフォーマンスを引き出そうと奮闘するトレーナーやチームスタッフの姿があります。観客の視線を集める選手たちのために、試合前やハーフタイム、タイムアウトのわずかな時間も惜しんでケアやリカバリーに慌ただしく動き回る仕事ぶりに注目しながら、コートを眺めてみてはいかがでしょうか。プロバスケットボールの魅力がさらに広がっていくのは間違いありません。
<団体紹介>
サンロッカーズ渋谷
ホームタウンは渋谷区、青山学院大学青山学院記念館をホームアリーナとして活動しています。2000年に前身となる2つのクラブが統合し「サンロッカーズ」が誕生しました。2020年令和初の天皇杯優勝を果たし、2015年以来5年ぶり2度目の日本一となりました。
公式ホームページ:https://www.sunrockers.jp/

小林 健太郎さん
