『絶対に次こそは』という思いはある
安間選手の海外キャリアは、まだ始まったばかりです。現在は欧州各国の強豪チームが参加するユーロカップにも出場中。将来的にはヨーロッパ最高峰のユーロリーグに参戦するチームへのステップアップを目指しています。
「私自身の挑戦ではありますが、私がヨーロッパで結果を残すことで、日本人選手の評価も上げたいと思っています」
もちろん、日本代表への野心もあります。昨年9月の女子ワールドカップでは胸に日の丸を付けて戦いましたが、思うようにプレーできずに悔しい思いをしました。
「また代表に選んでもらえれば、『絶対に次こそは』という思いは強く持っています。ただ、いまはまず所属するヴェネツィアで結果を残したい。その先に代表があれば、うれしいですね」
毎日が自分との戦い。セルフケアで身体を整え、コートを走り回っています。
<プロフィール紹介>

バスケットボール選手 安間 志織さん
1994年沖縄県生まれ。イタリアのウマナ・レイェ・ヴェネツィア所属。
中学~高校の全国大会で優勝経験し、大学では1年目から個人賞を獲得。2021年に日本から単身でドイツへ移籍。アイスフォーゲルUSCフライブルクに所属し、リーグ優勝に導きMVPを獲得。2022年はイタリアのウマナ・レイェ・ヴェネツィアに移籍し、活躍している。