アマチュア

リカバリーケアを支えにインカレ優勝を目指す(3 ⁄ 3)

Senshu University Basketball Club
Basketball

目次

1回1回の練習に全力を出すためにこそ、リカバリーケアが大切

低周波治療器には、筋疲労回復や筋肉痛を緩和できる低周波モードのほか、ごく微弱な電流を使って運動後のコンディショニングケアを行えるマイクロカレントモードが搭載されているものもあります。

専修大学男子バスケットボール部では、「捻挫をしてすぐの時はマイクロカレントモードを」「毎日のケアの際はペインケアモードとリカバリーモードに」など、チームのトレーナーが使うべきモードを選手たちに指導しています。選手が低周波治療器を持ち帰る際も、どのモードを使うか指示しているとのこと。では自宅ではどのような使い方をしているのでしょうか。

「僕は自宅に持ち帰って使用する際は、ゆったり座ったり寝転がったりとリラックスしながら、膝とか足首に低周波治療器を使うことが多いです」(スティーブ選手)

「自宅でできるセルフケアはストレッチ程度しかないと思っていましたが、低周波治療器は時間を選ばず使えるのが凄く良いと思いました。寮に戻ってテレビを見ながら使うことも多いですし、日々の時間を有効活用するうえでも非常に役立っています。僕ら以外にも持ち帰って使っている選手は多いですし、ふくらはぎや足首周りの疲労を取り除く目的で使っている選手が多い印象です」(工藤選手)

こうした低周波治療器を含めた日々のリカバリーケアから、工藤選手は「1回1回の練習で高いパフォーマンスを出すための準備の大切さ」を学んだそうです。

「高校の頃の練習は『やらされているもの』という感覚があり、練習との向き合い方も『ひたすら頑張る』しかありませんでした。それが大学になると、求められるプレーのレベルも上がりましたし、そのためにしっかりしたリカバリーケアを行うことも必要になりました。日々の練習で全力を出し切るためにこそ、リカバリーケアが大切だと学べたことは、自分にとっても大きな経験になりました」(工藤選手)

そうしたリカバリーケアの実践は、プロに進む選手には必須のものになります。昨年にベルテックス静岡の練習参加や試合帯同を経験したスティーブ選手は、卒業後はプロの道を目指しているとのこと。

「日々のケアについても色んなことをまだまだ学んでいきたいですね。もちろんプレー面でも、リバウンドにゴール下のシュート、フリースローなどなど、プロのレベルから見れば足りない部分ばかりです。あらゆる面で自分をレベルアップしていきたいです」(スティーブ選手)

<団体紹介>

専修大学 男子バスケットボール部

公式ホームページ:https://soarers-basketball.com/

クベマ ジョセフ スティーブさん

生年月日:2001年8月18日
身長/体重:204cm/103kg
ポジション:センター

工藤 太陽さん

生年月日:2001年9月10日
身長/体重:186cm/81kg
ポジション:フォワード

SHARE

Back