ケアは習慣化することが大切（3 ⁄ 3）

学生とプロの差は身体の強さ

気をつけたいのは、リカバリーケアの方法を間違えないこと。身体の土台をつくるフィジカルトレーニングも同様です。
「僕はプロになるまで、専門的なトレーナーに見てもらえる環境で育ってこなかったのでトレーニングも自己流でした。本当にがむしゃらに取り組んでいたと思います。いま振り返ると、良かった部分もあるのですが、もっとバスケットボールにつながる効率的なメニューがあったのかなと」
特別指定選手として大学4年時から京都ハンナリーズでプレーするようになり、学生とプロとの差を痛感しました。
「最も違いを感じたのは、身体の強さです。どれほど技術面が優れていても、身体ができていなければ、ケガをするリスクも高まります。大学時代に身体をしっかりつくってから、プロに入ることができれば、もっと良いスタートを切れたかもしれないですね」
10月からまた新たなシーズンが始まります。万全のコンディションで迎えるためにきょうもリカバリーケアは欠かしていません。B1リーグを代表するポイントガードを目指し、何一つとして、妥協をするつもりはありません。

※掲載日現在の内容です。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。