単身ゴルフ留学でプロを目指す（3 ⁄ 3）

夢は日本のプロツアーで優勝

8月下旬からは4年生の新学期がスタートします。来年5月の卒業に向けて勉学に励みながら、ゴルフにもより一層力を入れていくつもりです。2025年7月には日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）のプロテストに挑む予定です。
「テストは1年に1回だけで、20人しか合格できません。世界中を見渡しても、かなりハードルが高いです。そういう事情もあり、最近は日本だけではなく、タイ、台湾などのプロツアーも視野に入れています。英語を話せるようになったので、選択できる未来が広がりました」
日本女子プロゴルフ界は、アメリカの大学出身選手がまだ数少ないです。テキサス大学オースティン校出身の服部道子選手が賞金女王に輝いたのは26年前。近年はトップレベルで活躍している例はほとんどありません。それでも、安藤選手は意欲的です。
「目標は日本でプロになること。将来は国内ツアーで優勝したいです。その先、アメリカでもプレーできれば、いいなと思います」
大事にしているのは日々のルーティン。オムロンの低周波治療器でのリカバリーケアも忘れず、大きな夢に向かって、全力を尽くすことを誓っていました。