低周波治療器などを上手に使って効果的なリカバリーケアを
ハンドボールは、練習だけでも筋肉をかなり酷使するスポーツです。日々のリカバリーケア方法など選手たちにアドバイスしていることを伺いました。「とにかく疲れていようがいまいが必ずケアをすること。ただマッサージを受けるだけでなく、自分でストレッチをしたり、治療器を使ったり、そういったことを継続的に行い習慣化させることです。」自分自身でケアをするという観点からも低周波治療器などは非常に有効だと言います。「人の手では、マッサージなどのケアが難しい部位へアプローチできるのは非常にいいですね。ただアイシングするだけでなく、電気の力を借りて炎症を抑えたり、筋肉をほぐしたり。オムロンの製品のように持ち運べるタイプだと、移動中に使えるのも選手にとってはありがたいと思います。また、筋肉をほぐしたり、痛みをおさえたりといったモードが選べるのも良いですね。」と堀さん。練習後、寮へ出向き選手のリカバリーケアを行うことも多いそうですが、全員を見られるわけではありません。そんな時、選手たちには低周波治療器でのセルフケアをお願いしているのだそう。ただ、治療器だけでのリカバリーケアで終わらせるのではなく、お風呂で体を温めたり、痛みがあるところはしっかりとアイシングを継続したりと、治療器に頼りきりになるのではなく、リカバリーケアの一環として使用するのがより効果的。選手の状態に合わせて使用方法などもアドバイスしているそうです。