所属チームでも日本代表でも低周波治療器を利用
ハンドボールではこうしたケガのリスクがつきものであるうえ、試合中は瞬発力も持久力も求められるので、当然疲労も溜まりやすいです。そのため2人は日々のリカバリーにも学生時代から気をつかってきたそうです。
「練習や試合が終わった後のストレッチは、ハンドボールに本格的に取り組み始めてからずっと続けていて、一つの習慣になっています。アイシングも学生時代からしていました」(初見さん)
「私もストレッチは身体全体のリカバリーのためにしっかり行いますし、お風呂にしっかり浸かることも意識しています。そうやってリカバリーを意識して行動していると、やはり疲労の抜け具合はよくなりますし、試合での動きも変わってくる感覚があります」(金城さん)
そうしたリカバリーの一環として、大学生の時から低周波治療器を使うようになったそうです。そして現在も所属チーム、日本代表チームの両方で、日々のリカバリーに低周波治療器を活用しています。
「いま所属しているソニーセミコンダクタマニュファクチャリングでは、自分たちが暮らす選手寮に低周波治療器が置いてあり、選手はいつでも使える状態になっています。私も毎日のように使っていますし、どこか特別痛いところがある時期は、その部位を重点的にケアしています」(初見さん)
「日本代表で使用している低周波治療器は、コンパクトで持ち運びも簡単なので、遠征先や移動中も気軽に使うことができます。実際に移動中に使っている選手も多いですね」(金城さん)
トップリーグと日本代表でプレーする選手は、試合にともなう移動や宿泊がつきもの。小型で持ち運びも容易なものは、やはり便利だそうです。低周波治療器を使うことで、身体にどのような変化が感じられたのかも伺いました。
「一回使っただけで『痛みが消えた!』ということはないですが、使い続けていると、少しずつ身体の変化が感じられます。使う前に感じていた痛みが徐々に和らぎ、気づいたら※『あれ、痛みがなくなっているな』という感じですね」(初見さん)
※個人の感想です。