低周波治療器なら、自分が気になる部分をピンポイントでケアできる
選手としての復帰を目指し、ケアの方法を探る日々のなかで出会ったのが低周波治療器でした。
「ローラーでほぐしたり、ストレッチしたりといったケアを続けていた時に、仲良くしている先輩が家電量販店でたまたま低周波治療器を見つけて、これがいいんじゃないかって薦めてくれたんです。何でも試してみなければと考えていましたし、パンフレットに載っていた〈強くなるために、休むんだ。〉という言葉も気になって。それで購入しました」
購入して以来、土井さんは日常的に低周波治療器によるセルフケアを続けています。
「実際に使ってみて良かったのは、自分で負担を感じていた部分にピンポイントで正確にパッドを当ててケアできることです。自分で取り扱えるので、自身の感覚とズレることがありません。そのことが魅力的でした」
実業団ラグビーの選手として仕事もこなしながら、平日は毎日ラグビーの練習に取り組んでいる土井さん。日常のさまざまな場面で、低周波治療器によるリカバリーケアを行っているのだとか。
「午後5時前くらいに練習が終わって、ご飯まで少し時間があるので、そのタイミングで、今日の練習では膝に負担をかけていたなと感じたら低周波治療器を使います。基本的には、風呂上がりの時間に利用することが多いですね。テレビを見たり、何かをしながらでもリカバリーケアできることが良い。休みの日でも、ちょっと疲労が残っていると感じたら使うようにしていますし、試合などで遠征する時はホテルに持ち込みます」
ラグビーのポジションは、まずフォワードとバックスに大きく分けられますが、土井さんはそのフォワードのなかでもロックというポジションを務めています。「フォワードを土台として支える役割」だというこのポジションでは、とりわけ脚への負担が大きいと言います。
「まずフォワードはスクラムを組みますが、スクラムの時は下半身で踏ん張ります。それからロックとしては、ボールがラインアウトした時はジャンプしてボールをキャッチしなければならない。ポジションの特性として、脚に疲労が溜まりやすいんです」
それだけに、注力するのは下半身のリカバリーケア。疲労を取り除き、ケガをした膝に負担をかけないことを重視しているのだそう。
「自分は太ももの前面が張りやすい体質なので、その部分によく使いますね。それから、走る時に使うふくらはぎ周り。それ以外だと、肩周りはコンタクトが多いので、そのリカバリーケアにも使うことがあります」