身体のコンディションにはなるべく敏感でいたい
名嘉眞選手と同じく高校生アスリートの伊波選手が主に取り組んでいるのは、走り高跳び。小学校4年生でクラブに加入し、さまざまな種目に挑む中で、走り高跳び特有の滞空時間の長い跳躍に魅了されました。
「高跳びで空中にいる時の感覚がとても好きです。いまの課題は、〈クリアランス〉と呼ばれるバーを越える時の姿勢ですね。腰は上がっていても、お尻がバーに当たってしまったり。そこが改善できれば、もっと記録が伸びると思っています」(伊波選手)
伊波選手は小学生の時、ハードルに股関節の部分をぶつけてしまい、足が上がりにくくなったケガを負ったことがありました。その経験以来、ケガをしないよう注意を払い、最近はリカバリーケアの大切さも認識していると話します。
「普段から自分の身体のコンディションにはなるべく敏感でいるようにしています。身体にちょっとした違和感があったら、それが故障に繋がったりするので。ケガに至らないよう、リカバリーケアをしっかりすることも重要ですね。そこをおざなりにするとまずいと感じています」(伊波選手)
そうしたケガを防ぐためのリカバリーケアに、伊波選手は低周波治療器も活用しています。
「練習をしていて、どこか調子が悪いな、ここに疲労が溜まっているなと感じたら低周波治療器を使っています。高跳びでは腕振りがとても重要な要素で、肩甲骨の辺りのケアに使うことが多いです。整骨院に行って電気的な治療を受けることもありますが、低周波治療器だとそういったケアが手軽にできるのが便利ですね」(伊波選手)
陸上クラブNatureでは、さまざまな年齢の選手が分け隔てなく、一緒に活動しています。共に練習に励み、共にリカバリーケアに取り組み、その大切さも学びながら切磋琢磨し続けているようです。