低周波治療器でヒザの痛みが和らぎ、睡眠も改善
コベルコ神戸スティーラーズに移籍した頃から意識的に使うようになった低周波治療器は、ケガをしている時期にも積極的に活用していたそうですが、「チームが所有するものは長く使えないのが悩みだった」とのこと。
「ハードな練習を続けている時期は、本当は1日に2回くらいはじっくり使いたいのですが、やはり使用する選手の人数も多いので、自分が使える時間や回数は限られてしまいます。なので、仕方なくアイシングなどの別の方法でケアをしている日もありましたね」
その後は通っている治療院の勧めで、持ち運びが可能な低周波治療器を購入。今では自宅で入浴前や就寝前に週2~3回使うことがルーティーンになっているそうです。
「今は痛みの出ているヒザに、痛みをケアするモードで使うことが多いですね。このモードが使っていて一番効果を感じます。プロの選手は、多少の痛みがあってもトレーニングを続けて、試合に出なければいけないこともありますが、そんな時期も低周波治療器を使うと痛みを緩和できます。なので、すぐに治らないケガや痛みを抱えているときも有効だと感じますね。また、痛みが和らぐことで、夜もよく眠れるようになったと感じています」
そのほかのモードも部位や症状によって使い分けているそうです。
「ふくらはぎに疲れを感じたときや、腰に張りを感じたときにも、低周波治療器を使うことがありますね。疲労回復のモードで使うと、その翌日の練習では身体の動きが良くなる実感があります。また、強い痛みや疲労を感じていない部分にも、微弱な電流を流すマイクロカレントモードを使ってケアをすることがあります」
さまざまな機器やメソッドで身体のリカバリー、ケアを行っている中島選手ですが、低周波治療器は「持ち運びができて、どこでも使えることが気に入っている」と話します。
「遠征や旅行にも持っていけますし、神戸から離れて普段行っている様々なケアができないときも、低周波治療器は使えます。また、今使っているモデルは何回使ってもパッドの粘着力が落ちなくて、以前に使っていた他社のモデルと比べても、きちんと電気が流れている感覚が感じられる点も気に入っています」