
1. 筋肉の特性
前腿は、4つの筋肉からなる大腿四頭筋という大きな筋肉です。主な役割は膝関節の伸展と股関節の屈曲。膝関節を伸ばしたり、足を前に蹴り上げたりするときに使われるのが大腿四頭筋です。またストップ筋といわれることもあり、急激にブレーキをかける際に大きな負担がかかる部位です。正しくリカバリーケアを行い、疲労を溜めないようにしましょう。足でボールを蹴るサッカー、ラグビーでは、キックするタイミングで痛めることもあります。特にサッカーではシュートを打つときに大腿直筋を負傷することも多いです。出力が大きく、肉離れを引き起こすケースもあります。前腿はケガの再発率も高いので注意が必要です。仮にケガをした場合は、時間をかけて回復させたほうが良いでしょう。しこりが残ることがあるので、気をつけないといけません。