前腿ケアのコツとおすすめのパッドの貼り方(2 ⁄ 3)

Muscle Care
リカバリーケアのポイント

目次

2. リカバリーケア方法

ふくらはぎ、ハムストリングス同様に温冷交代浴が効果的です。下半身を氷水または冷水(水温5度から7度)に1分間浸け、次に温水に3分間浸かります。この4分間1セットを計5セット行います。水風呂を用意できない場合は、冷たいシャワーで代用してもいいと思います。

セルフのリカバリーケアとしてはストレッチで前腿を伸ばすこと、さらにはストレッチポールなどを使い、刺激を入れるのもいいでしょう。オムロンの低周波治療器を使う際には、汗をしっかり拭き取り、『リカバリーモード』でケアします。パッドの貼り方には気をつけてください。疲れを感じている部分に刺激があることを確認しましょう。筋肉は使った分だけ、リカバリーケアにも時間をかけることが重要です。

パッドの貼り方

疲労が蓄積しやすい前腿の真ん中の筋肉を回復させるためには、縦向きに貼るほうがいいです。横向きに貼ってもいいですが、他の筋肉をまたぐことになります。優先順位をつけるのであれば、まずは縦向きがおすすめです。

3. ケガの予防方法

股関節、上半身の柔軟性を高めることが大事です。上半身を柔らかくすることで、前腿にかかる負担を軽減できます。ウォーミングアップ等で上半身のストレッチを取り入れてみましょう。前腿とは直接関係ないように思えるかもしれませんが、肩甲骨、肩のストレッチを入れるだけで前腿の柔軟性も変化を感じられる可能性があります。ウォーミングアップの前に5分でも、10分でも行うと、ケガの予防につながります。

また予防の観点から、日頃のトレーニングで前腿を鍛えておくことも重要です。おすすめはスクワット、そして股関節やヒザの曲げ伸ばしを行うランジ。筋力トレーニングだけではなく、例えば5mダッシュしてストップする動きを繰り返すことでも、前腿の筋肉は強化できます。練習の中で、どれだけブレーキをかけて、止まれるかどうかが大事になってきます。試合の中で耐えられる筋肉をつくっておくことがケガの予防にもつながります。

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