4. 異変を感じた場合、ケガをした場合の対処方法
腰をケガしたときは、無理して動かさないことです。ぎっくり腰で動けないときは、まず病院で検査したほうが良いでしょう。骨に異常が生じているケースもあります。冷やしたり、温めたりもしないほうが良いです。冷やすと、筋肉が固まってしまい、逆効果になります。応急処置としてできることは、湿布を貼るくらいです。安静が一番です。
背中の場合も同様です。ジャンプ、ダッシュなど突発的な動きで痛みを感じたときは、無理をしないこと。痛みに強い選手は耐えることもできるかもしれませんが、決して耐えることは美徳ではありません。なるべく、医学的な知識を持った人に相談すること。腰も含め、初めて経験する痛みはひとりで判断しないようにしましょう。早い段階で医療機関を受診することが大事。特に腰のケガは、将来にも尾を引きます。
5. 腰・背中のケアがとくに重要なスポーツ種目
腰、背中は身体を支える重要な部位のため、どのスポーツをするにしても、リカバリーケアが必要になってきます。
<記事監修>
株式会社The StadiuM
公式ホームページ:https://thestadium.co.jp/
山田 晃広さん
【現職】
株式会社The StadiuM 代表取締役
株式会社Las Flores 代表取締役
(一般社団法人)Penya F.C.Barcelona Japan 公認サポータズクラブ 副会長
【資格】
鍼灸あん摩マッサージ指圧師
ProSTAアカデミーマスター講師
原田式メンタルトレーニング指導者
【経歴】
日本人初スペインサッカー1部リーグプロ契約トレーナー
多くのなでしこJAPAN、Jリーガーのコンディショニングに携わる