「4年後のワールドカップを目指したい」
高校の練習に戻ると、プロの現場で学んできたことをすぐに実践しました。授業がない日は練習開始の1時間前にはグラウンドへ。素早く着替えを済ませて清水のトレーナーに教わったストレッチをこなし、じっくり体をほぐします。練習後のリカバリーケアもより意識するようになり、自宅でも今まで以上に自分の体と向き合っています。
「最近では交代浴とストレッチに加えて、オムロンの低周波治療器でもリカバリーケアをするようになりました。僕の場合、疲労が溜まりやすい腰を中心に腿裏、ふくらはぎの部位に使っています。今年の夏、和倉ユースサッカー大会で初めて試し、実際に筋肉の疲労が抜けたので、それ以来、毎日のように自宅で使用しているんです」
中学時代に悩まされた体も、いまでは唯一無二の武器となっています。いたわるのも当然。大事なのはこれからです。今冬の全国高校サッカー選手権出場はもちろんのこと、その先に向かっても走り続けることを誓っていました。
「Jリーグで活躍し、日本代表のユニフォームを着るのが目標です。4年後のワールドカップを目指したいと思います。いつかイングランドのプレミアリーグでもプレーしてみたいです」
大きな夢を追う、大きな18歳の伸びしろは、まだたっぷりあります。身長は198cmで止まっても、サッカー選手としては成長期を迎えたばかり。きっとここからぐんぐんと伸びていくはずです。
