治療院に通うより手軽に身体のケアができる
武方選手、森岩選手は2023年から低周波治療器を活用し始めました。
「筋肉のケアしたいところに刺激が届いている感覚があり、使用後は張りのあった部分がほぐれた感覚もありました。僕は腰や脚にそれぞれ30分ほど、週に2~3回ほど使っているのですが、痛みや疲労は着実に和らいでいる実感があります」(武方選手)
「僕は脚や肘に使っています。最初は、電気の刺激に慣れないところもあったのですが、治療器を使った次の日になると身体が楽になり、練習中も身体が動きやすくなっている感覚がありました。そうした点では、僕はストレッチよりも疲労に対して即効性があるのかなと感じます」(森岩選手)
森岩選手は身体の疲れや痛みを感じている時、高い頻度で低周波治療器を使っています。
「試合の後など、疲れや痛みを感じやすい時期は使う頻度が上がりましたね。スマホのアプリと連動していろんなモードで使うことができますし、整骨院などに通うより手軽に身体のケアができる点も気に入っています」(森岩選手)
本田監督は、選手のメンタル面においても低周波治療器に効果があると感じています。
「身体に痛みがあるとき、試合に臨む選手は不安が大きくなります。そんなときも、低周波治療器のような機器があれば、実際に痛みを軽減することができますし、痛みが引けば本人の気持ちも前向きになります。実際に選手たちを見ていても、そうした効果は実感できたので、その点は指導者としても非常に助かる存在だと感じました」(本田監督)
なお現在(取材当時)3年生の武方選手、森岩選手は、高校での大きな大会への出場は一段落した状態。2人とも今後は大学に進学してテニスのプレーを続ける予定とのことで、最後に今後の抱負を伺いました。
「大学でも一回生からしっかり結果を残せるように、日々の練習に励んでいきたいです。プレーを続けるうえで一番怖いのはケガなので、そうしたリスクを減らせるように日頃からリカバリーケアに励みながら、大学でも日本一になれるように頑張りたいです」(武方選手)
「大学では高校の部活以上に選手個人の自主性が大事になると思うので、身体のケアもより入念に自分で取り組むようにしたいです。僕はケガが多いので、その予防を大事にしながら、高校時代の全日本ジュニアで記録したベスト8を超える成績を残したいです」(森岩選手)
<団体紹介>
柳川高校テニス部

武方 駿哉さん
主な戦績:第45回全国選抜高校テニス大会 シングルス優勝(2023年)

森岩 新さん
主な戦績:全日本ジュニアテニス選手権2023 ベスト8

本田 健児監督

金子 毅さん
日本スポーツ協会公認 アスレティックトレーナー