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高血圧は心房細動の発生および心房細動によって起こる脳梗塞の最も重大なリスク因子の一つです。血圧が高いことで心臓に負担がかかり、心臓の機能が低下することで心房細動は発症しやすくなります(図)。
国立循環器病研究センターが行った一般住民を対象とした研究(吹田研究)によると、高血圧患者では心房細動の発症リスクが1.66倍であったとされ1)、高血圧が心房細動の発症リスクにつながることがわかっています。心房細動も高血圧も、加齢によって発症リスクが高まる病気ですので、これらを併せ持つと心不全や脳卒中などを引き起こす可能性がさらに高まり、注意が必要です。
図:高血圧と心房細動発症の関連
日頃から血圧管理を行うことで、心房細動の予防に努めることが大切です。脳卒中などの重篤なイベント発症を抑制するためには、収縮期血圧130mmHg未満を目指していきましょう。
高血圧患者さんにおいては、心房細動の可能性を考慮しながら、血圧管理だけでなく、脈の乱れがないかの自己チェックや(Lesson3内の「検脈の方法」参照)、定期的な心電図検査などで脈の異常をチェックすると良いでしょう。