「オムロン ゼロイベントチャレンジ」とは
オムロン ヘルスケアでは、脳卒中や心筋梗塞といった高血圧に起因する脳・心血管疾患(イベント)の発症をゼロにすること「ゼロイベント」を目指しています。
現在、日本の高血圧患者は、約4,300万人いる※1と推計されています。しかしながら、降圧を達成できた人は、わずか13%※2と、残りの約9割は、降圧を達成できていないのが現状です。高血圧は目立った自覚症状がなく、生活習慣を改善したり、通院する必要性を感じないことがその一因かもしれません。
こうした状況下において、「ゼロイベント」の実現に向け、まずはそれを目指すオムロン ヘルスケアの全社員自らが、毎日の血圧を管理することで血圧を最適値化(収縮期血圧135、拡張期血圧85mmHg未満)にしていこうという新たなチャレンジ「オムロン ゼロイベントチャレンジ」をスタートさせました。
「オムロン ゼロイベントチャレンジ」では、社員自らが毎日家庭で血圧を測定し、自分の血圧レベルを認識することからはじまります。次に測定結果に合わせて通院や服薬、高血圧の予防・改善のための生活習慣の見直しを継続的に行い、2020年までに社員全員が適正な血圧値を達成しようという、チャレンジです。
家庭血圧を把握することで、定期健康診断だけではわからない「仮面高血圧」や「早朝高血圧」などの血圧リスクを発見し、改善のための行動変容に取り組むことで、オムロン ヘルスケアは世の中に先駆けて『ゼロイベント』の実現を目指していきます。
※1 2010年 Epidemiology of Hypertension in Japan – Where Are We Now? – Katsuyuki Miura, MD, PhD; Masato Nagai, PhD; Takayoshi Ohkubo, MD, PhD
※2 2012年 NPO高血圧改善フォーラム調べ