妊娠初期に避けたほうがいいこと、やったほうがいいことを教えてください。
体調が安定しない時期。つわりや出血、流産など不安定な要素が多くつらい時期です。無理をせずにゆったりと過ごしましょう。
妊娠初期とは、妊娠5週〜11週の約2ヵ月を指します。つわりやだるさ、便秘、頻尿などの症状が出る人もいて、体調が不安定な時期です。
避けた方がいいこと・注意すること
- 出血をしやすい時期でもあるので、激しい運動は避けましょう。
- 食生活では、アルコールやタバコは控えましょう。普段どおりの食べ物でよいですが、食中毒や感染症の可能性がある生もの、サプリメントの服用は医師に確認しましょう。
やったほうがいいこと
- 産婦人科で妊娠を確認、通院を開始。風疹の予防接種を受けていないかもしれない場合は、急いで抗体検査を。
- 予定日が確定してから、妊娠届けを役所に出して母子手帳をもらう。職場の上司には早めに報告を。
- 赤ちゃんが健康に育つためには、母親の心身の状態がよいことが大切。家事も仕事もマイペースで大丈夫です。ゆったりと過ごしましょう。
- つわりが治まってきたら、食べられるものを少量ずつ。水分はなるべく十分とりましょう。
- 普段より抵抗力が落ちているのが妊娠中です。人ごみを避ける、体を冷やさない、うがい、手洗い、十分な睡眠を心がけて。
- 妊娠前にプレママドックを受けていないときには、早めに子宮がん、乳がん検診、感染症検査、合併症の有無の確認を。