体組成計の精度を高める工夫

オムロンのこだわり

オムロンでは、どなたでも簡単・正確に体組成チェックを行い、健康管理やダイエットのモチベーションを維持していただくために、さまざまな工夫を取り入れています。その中から、追及するための工夫と、健康的なダイエットをサポートするための工夫についてご紹介します。

体組成の推定式に使う基礎データ

体組成の推定式をつくるための基礎データは、それぞれの体組成測定に最適な方法や測定装置で収集しています。

  • 体脂肪率

    水中体重秤量法

    プールに潜り空気を吐ききった状態で体重を測定し、アルキメデスの原理で出した体密度から体脂肪を推定する方法。

  • 基礎代謝

    呼気ガス分析装置

    呼吸をするときの空気中の成分を分析する装置。安静時の呼気中の酸素消費量を計測することで、基礎代謝を算出することができます。

  • 内臓脂肪レベル

    X線CT(Computed Tomography)装置

    X線を利用して、体に傷をつけずに輪切りの画像を撮影する医療用装置。腹部の臍の位置の輪切り画像から、内臓脂肪面積を計算することができます。

  • 皮下脂肪率・骨格筋率

    DXA(Dual Energy X-Ray Absorptiomety)方式

    エネルギーレベルの異なる2種のX線を用いて、その吸収率の違いから骨量や体脂肪などの組織量を定量する方法で、体を分解して重さを測ることなく、部位別の体組成を測定することができます。

    MRI(Magnetic Resonance Imaging System)磁気共鳴画像診断装置

    磁場と電波をあてることで体の組織を画像化し、全身の断面画像をとります。オムロンでは、専用ソフトを用いて2cm刻みの断面画像を1枚ずつ分析しています。