二十四節気/立冬 | オムロン式美人

立冬 りっとう

新暦:11月7日~11月21日ころ

本州では、やや強い北風の「木枯らし」が吹き始める時期です。冷え込みが進んで寒さが身にしみるようになります。
秋めいている時期ではありますが、暦では冬のスタートです。体は冬の寒さに備えて貯えモードに入ります。温かい体を保つためエネルギーを使うので無理をすると不調が出やすくなります。疲れをためず心身ともにゆっくり休息を取りましょう。

女性はお腹が冷えることにより子宮も冷えやすくなります。月経前の様々な不快な症状(PMS)の原因にもなりますので日ごろから冷やさないよう心がけることが大切です。
冬の寒さにはハラマキやカイロの活用、お灸やツボ押しなどで積極的に体を温める対策をしましょう。根菜類や発酵食など保熱効果の高い食材を取り入れて内側からのケアも心がけて。

冬はゆっくり休むことこそがアンチエイジングに。

CARE1 小豆カイロで子宮を温める

蒸気の温熱で温める

冬は子宮ケアとして小豆カイロを活用しましょう。
小豆カイロは、小豆を綿100%の巾着袋に入れ、30~60秒レンジで温めるだけででき上がります。それをお腹に置けばOK!
使い捨てカイロとは異なり、小豆は水分を多く含んでいるため、温めることで蒸気の温熱が体の深くまで届きます。

*やけどに注意して加熱時間は調整してください。

小豆を入れた布袋の端をすべて縫い合わせ、小さな枕のような小豆カイロを作るのもおすすめ。繰り返し使えて便利です。

CARE2 耳マッサージで全身をほぐす

全身の状態が現れる

ツボが集まっている耳を刺激すると、自律神経のバランスが整い、体温UPやアンチエイジングにもつながります。
耳には全身のツボが縮図のように集まっているので、耳全体をもんだり引っ張ったりして、気持ちいいところや痛い部分を見つけ、普段から軟らかくしておきましょう。

耳の中央にある軟骨は、背骨をなぞらえた反射区(各器官や内臓につながっているところ)。
肩や背中がこるとこのあたりも硬くなります。

pagetop