二十四節気/冬至 | オムロン式美人

冬至 とうじ

新暦:12月22日~1月4日ころ

一年で最も昼が短くなる日が冬至です。太陽の力が最も弱まることから、この日を境に力を取り戻すと考え「一陽来復(いちようらいふく)」ともいいます。

夜の長さが最も長くなる冬至。気温に伴い体温も下がり、日常の活動量が落ちる傾向に。忙しいこの時期こそ意識的に体調管理をしないと、正月明けに反動が来ます。入浴と休憩を繰り返す反復浴で血行を促進し、無理なく代謝機能を高めましょう。風呂上がりに頭皮マッサージをすれば血流がよくなり、肩こり、頭痛、目の疲れをケアできます。

寒さに元気を奪われないよう心身を守りましょう。

CARE1 ゆずを生活に取り入れる

ゆずで疲労回復

奈良時代に中国から日本へ伝わった、ゆず。
昔から冬至の日には湯船にゆずを浮かべた「ゆず湯」に入ると体が温まり、「一年間、無病息災で暮らせる」と考えられました。
リモネンという成分に血行や新陳代謝を促進する働きがあるため、疲労回復が期待できます。

ゆず湯で楽しむ他、食すのもおすすめです。鍋や焼き魚に添えたり、ゆず味噌、ゆずドレッシングやゆず胡椒にしたりと、使い方はいろいろ。

CARE2 頭皮マッサージ

脳から、疲れを解放する

ストレスを感じた時、体の中で真っ先に影響を受けるところは、実は脳です。頭の疲れをリリースすることが、全身のリラックスにつながります。
頭にあるツボ「百会(ひゃくえ)」は、全身の経絡の流れの司令塔でもあり、また人の100種類もの感情がすべて集まるともいわれる重要な場所。ここをほぐすことで巡りをよくし、体を温めましょう。

1. ツボ「百会」をほぐす

「百会」は、耳と耳を結んだ線と、額の中心から後頭部に向かう線がちょうどクロスしたところ。少しくぼんだようになっています。
ゆっくりと深呼吸しながら押します。百会のまわりの痛い部分や硬いところもほぐして。

2. 後頭部もほぐす

首の後ろ、うなじの上のちょっとくぼんだ「盆(ぼん)の窪(くぼ)」のすぐ上の部分を押しながら頭を左右に揺らすようにして刺激します。

3. センターラインを刺激

両手の4本指を使い、頭のセンターラインを「百会」より額に向かって前方にグッと押して刺激します。

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