二十四節気/啓蟄 | オムロン式美人

啓蟄 けいちつ

新暦:3月5日~3月20日ころ

「啓」は「開く」、「蟄」は「虫の冬ごもり」を意味しています。つまり、虫達が活動を再開する時期で、山野に生命力があふれます。

花粉症のピークの時期でもあります。春一番が吹き、外からの刺激が多く、自律神経のバランスを取りづらくなるので、生活リズムを崩さぬよう心がけてください。

朝は昼に向かって交感神経が優位になっていく時間帯です。起きたらすぐに窓際で太陽の光を浴びながら深呼吸してみましょう。これにより、元気ややる気をもたらすセロトニンというホルモンの分泌がうながされます。日光によって体内時計もリセットされ、自律神経も調います。

またセロトニンは夜になると睡眠を促すメラトニンに変化します。質の良い睡眠のためにも生活リズムを意識して過ごしましょう。

冷えの改善とデトックスで春に備えましょう。

CARE1 たんぽぽコーヒー

体を温める力が強い

たんぽぽコーヒーは、乾燥させたたんぽぽの根をコーヒー豆のようにローストして作る飲み物。たんぽぽ茶とも呼ばれています。
たんぽぽの根に含まれる苦味成分は、体を温めて代謝をよくしたり、デトックスして血をきれいにしたり、胃や肝臓の機能を向上させたりする作用を持っています。

たんぽぽコーヒーは、ノンカフェイン。コーヒー豆は使用していません。風味や飲み口が似ていることから、そう呼ばれています。

CARE2 香りを持ち歩く

気分で精油を変えて

好みの精油を植物油と合わせ3~5%に希釈し(3%の場合、植物油10mlに精油を約6滴)、遮光タイプのロールオンボトルに入れます。
こめかみや手首、爪などに塗って芳香浴をしたり、マスクに塗って風邪を予防したり、旅先でお風呂に入れたり、枕元に置いたりと、さまざまな使い方ができます。

植物油はスイートアーモンドやグレープシードなどがおすすめ。精油は花粉症対策ならユーカリ、ティートリーなど。
柑橘系精油は日焼けに注意を。

リズム美人におすすめの精油

1イランイラン *
心身の緊張や不安を解き放す。ホルモンの分泌に働きかけ、調整するようサポート。スキンケアにも役立つ。ジャスミンに似た甘い香り。
2クラリセージ *
女性ホルモンの分泌をサポートし、心身の緊張をゆるめる働きがある。ハーブの香り。
(眠気を引き起こすことがあるので、運転前は控えること。)
3ゼラニウム *
自律神経やホルモンのバランスを整えるようサポートする。美容にも用いられる精油。バラによく似た、ほのかに甘い香り。
4フランキンセンス
呼吸を深くする働きがあり、心の落ち着きを取り戻す。シワやタルミをケアする美肌効果も。甘くスパイシーな香り。
5ベルガモット
落ち込みや不安な気持ちを鎮め、不眠やストレスを緩和する。爽やかなシトラス系の香り。
(塗布後4~5時間は直射日光を避けること。)
6ユーカリ
風邪やノドの不調、空気清浄作用がある。シャープでクリアなグリーン系の香り。
(乳幼児には使用しない。妊婦、授乳中の産婦は用法用量を守って使用すること。)
7ラベンダー
「万能精油」と呼ばれ子どもから大人まで安心して使える。ストレス解消や安眠作用に加え、鎮痛作用、抗炎症作用などもある。スキンケアに使用してもいい。甘く優しいフローラルの香り。
8レモングラス
リフレッシュや精神疲労の回復に。消化を助ける働きもある。レモンに似た香り。
(皮膚刺激が強いため、50%以下に希釈して使用すること。)
9ローズマリー
集中力を高めたり、血液の巡りを促す作用がある。手足の冷えに。さっぱりした香り。
(高血圧、てんかん患者の人は使用を控えること。)
10ローマンカモミール *
イライラを鎮め、リラクゼーションや安眠をもたらす。フローラル系の香り。

*妊娠中の使用注意

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