二十四節気/立春 | オムロン式美人

立春 りっしゅん

新暦:2月4日~2月18日ころ

字のごとく、春の始まりを意味しています。
でも、実際は一年で最も寒いころ。この時期を境に各地で気温が上がり、木々が芽吹き始めます。
まだ寒い日が多いため、冷えには注意しましょう。

東洋医学では、春は五臓(肺・心・脾・肝・腎)の肝と深い関係にあり、その状態は目を通じて現れるといわれます。
白目が黄みがかったり、ドライアイになったり、まぶたが重いと感じることはありませんか?
蒸しタオルやホットアイマスクなどで目を温めていたわることで、肝のエネルギーを高めましょう。

血の巡りをよくして新年のスタートを。

CARE1 かんたん温灸

温灸で冷え改善

筋肉が張って足がつりやすくなる時期です。
お灸は、ツボを温熱で刺激し、血行をよくする民間療法。冷え性や月経痛、月経不順に作用するツボ「三陰交(さんいんこう)」と、体内の水分の代謝や冷え性の改善に効くツボ「太けい」にお灸をしましょう。
市販されている、火を使わないタイプが使いやすくておすすめ。

「三陰交」は内くるぶしの一番上から指4本分上、すねの骨のすぐ後ろにあります。
「太けい」は内くるぶしとアキレス腱との間のくぼみにあります。

CARE2 目のケア・マッサージ

目は内臓の窓

目は五臓のすべてとつながり、その状態を現すといわれ、とりわけ肝・腎との関係が深いとされています。
白目が黄みがかったりドライアイになったり、まぶたが重いと感じることはありませんか?
そんな時は、体や頭が疲労しているサイン。目を温め、ケアしてあげましょう。

眉頭の「攅竹(さんちく)」。黒目の上の「魚腰(ぎょよう)」、眉尻の「糸竹空(しちくくう)」、黒目の真下の骨のきわにある「承泣(じょうきゅう)」。

親指を使い、目のまわりを骨のきわに沿って「少し痛くて気持ちいい」ぐらいの強さでグッと押し上げます。親指をすべらせ、四つのツボを指圧していきます。

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