二十四節気/小暑 | オムロン式美人

小暑 しょうしょ

新暦:7月7日~7月22日ころ

徐々に暑さが増してくる、夏を感じる時期。小暑から立秋までを「暑中」と呼び、この時期に送る葉書が「暑中見舞い」です。

本格的な夏の到来に、体もいよいよ夏モードになる時期です。このころから立秋前までの期間を一般的に「土用」といいます。「土用」は、東洋医学でいう五臓の脾が弱りやすく、消化吸収とも関係があります。このバランスが崩れると、胃腸の写し鏡であるお肌にも疲れが現れやすくなるので、発酵食品を取り入れるなど内側からいたわるケアを心がけましょう。

また、デリケートゾーンの不快なムレやにおいが気になってくる時期でもあります。デリケートゾーンはpH値が3.8~4.5と弱酸性で、皮膚の中でも敏感なところです。専用の洗浄剤でケアしましょう。通気性の良い下着にするのも対策になりますよ!

お肌は腸の写し鏡。疲れをため込まないように。

CARE1 女性の味方、黒豆茶

飲んでも食べてもいい

黒豆は、黒大豆とも呼ばれる大豆の一種。市販の黒豆茶を買って飲んでもいいし、自分で作るのも簡単。
黒豆をから煎りし、皮が破けて香りが出たら、お湯を注いで3分ほど置くだけ。香ばしくクセの少ない味です。
肌あれ、抜け毛、女性ホルモンを整えるのにも効果があるといわれます。

アントシアニンによる色の黒さが特徴。血液をサラサラにする作用があります。

CARE2 うなぎで体を温める

元気が蘇る食事を

滋養強壮に効果があり、夏バテを予防する代表的な食べ物、うなぎ。タンパク質の他、ビタミンA、E、D、鉄分、カルシウムなどを豊富に含み、体を温めます。
ただし、夏に旬を迎えるのは養殖物で、天然物は10~12月が旬です。
どじょう、穴子、鱧(はも)もおすすめ。

「土用の丑(うし)の日」とは夏の土用に入って最初の丑の日をいいます。
うなぎはDHA・EPAなど良質な不飽和脂肪酸、コラーゲンも豊富。

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