新暦:7月23日~8月6日ころ
本格的な夏の到来。夏バテに要注意です。日本各地で、道路に水をまいて涼を得る「打ち水」のイベントが行われるこの時期は、一年で最も暑く、真夏日や熱帯夜が続きます。
夏の疲れは胃腸に出やすいため、胃腸に負担をかける食べ物の取りすぎは控えましょう。
また、熱帯夜の寝苦しい夜には、エアコンによる室温調整が大切ですが、体を冷やしすぎると、倦怠感や頭痛などの不調を引き起こす原因に。
寝具から出た手首や足首に直接冷気が当たって体を冷やし過ぎないよう、夏でもゆったりとした長袖・長ズボンが理想的です。通気性と吸湿性の良い素材で締め付けがないものを選び、快眠を目指しましょう。
夏バテに気をつけて。水分や栄養分を上手に取ります。
CARE1 冷えタイプ別の体ケア
自分に合ったケアを
冷えタイプ別の温活セルフケアを紹介します。夏の冷えを改善して、秋冬にも冷えない体を目指しましょう。
手足冷えタイプ
足のマッサージ、手の爪もみ、足浴を行いましょう。
内臓冷えタイプ
下記の4つを行い、冷たい飲み物を控えて。
下半身冷えタイプ
太もも&ふくらはぎマッサージ、足浴を行いましょう。
全身冷えタイプ
下記の4つとも行いましょう。さらに、運動も習慣に。

手の爪もみ
手の爪の生え際を人さし指と親指でもみ、副交感神経を刺激します。薬指だけは、交感神経に通ずるため、冷え対策としては不向きです。

足のマッサージ
足の爪の生え際を人さし指と親指でもんだ後、足指の骨の間に沿って、根元から足首のほうへ押し流すようにマッサージをします。

太もも&ふくらはぎマッサージ
骨のきわに沿って、両手で足首から太ももへと足の内側を押し上げます。この時、ツボ「三陰交(さんいんこう)」、「中都(ちゅうと)」、「血海(けっかい)」を押すように。ヒザ裏も押してほぐしましょう。

足浴
約42度の湯をはり、読書などをしながら20分ほど足浴。夏はシャワーですませる人が多いので、これだけでもぜひ行ってください。ふくらはぎまで浸かるとベターです。