これまでの歩み

人々の健康ですこやかな生活のために。

1970年代後半、日本では高度経済成長期の到来により経済的なゆとりが生まれ、健康への関心が高まりはじめていました。一方で食生活の洋風化などを背景に、脳梗塞が増加し、心血管疾患も1970年代から80年代に急増。最大の原因である高血圧の改善に向け、1973年、オムロン ヘルスケア初の電子血圧計「マノメータ式手動血圧計(HEP-1)」を発売しました。オムロンの創業者・立石一真が唱えた「健康工学(Health Engineering)」で述べている「私たち人間の体を組織工学的な集合体ととらえ、オートメーション技術を活用して病気の予防、診断、治療につなげる」という考え方から誕生したものです。しかし、発売当時は、血圧は病院で医師が測るのが当たり前だった時代。生活者からも医療関係者からも家庭での血圧測定は広く受け入れられることはありませんでした。
それでも、家庭で測った血圧が人々の健康に役立つことを願い、誰でも家庭で簡単に測れる使いやすさと医療で通用する確かな測定精度にこだわり商品開発を続けてきました。また、家庭血圧測定の普及に向け、医療現場や専門家と連携し、多くの臨床研究への参画や啓初活動を行い、日本のみならず世界にその有用性を伝えてきました。
さらに、近年では通信技術の進化によりスマートフォンを中心としたモバイルヘルスケア市場が拡大。人々の健康意識や管理方法[KK/OGC1]が多様化し、より自分に合った健康管理をしていきたいというニーズが高まってきました。この変化をいち早く捉え、通信機能付き血圧計を新たに開発するとともに健康管理アプリ「OMRON connect」の提供を開始しました。これにより、データを活用した一人ひとりに合った健康管理サービスの提供も可能になりました。
2020年には、患者の状態変化をタイムリーに捉え重症化を予防、医師や医療従事者の負荷軽減および治療支援を目指し、遠隔診療サービスのグローバル展開を開始しました。各国で異なる医療保険制度や現場のニーズを捉え、それに合ったサービスを展開進めています。
そして、これからは家庭での計測データを基に循環器疾病の重症化を事前に予測し、早期発見・治療介入を目指す「健康医療AI」開発に挑戦します。

全ての歩みは、人々の健康ですこやかな生活のため。私たちが出来ることは何か。お客様や医療現場で求められていることは何か。探し続け、追い求め、試行錯誤を重ねてきた歴史の一端を紹介します。

家庭用血圧計の歴史

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高血圧を取り巻く環境の変化と、オムロンヘルスケアの血圧計との歩みを紹介します。

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デザインの追求

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