これまでの歩み

家庭用血圧計の歴史

オムロン ヘルスケアの動き 高血圧診療を
めぐる動き
1896-1905
1896 イタリア人・ロッシがカフを用いて上腕を圧迫し、
血圧を測定する方法を考案
1905 ロシア人・コロトコフがカフ圧力により動脈に生じる音を聴診器で
聴取する血圧測定法の論文を発表
1960s-1970s
1961 立石電機(オムロンの前身)・中央研究所で
健康医療機器の研究がスタート
オムロン創業者
立石 一真
1950年代末~
1960年
日本でも高血圧と脳卒中などの関係を実証する調査が進展し、
高血圧の治療効果が確認され、また食塩過多が要因と判明
1964 簡易血圧計の
開発に着手
1966 国際高血圧学会設立
1973
マノメータ式手動
血圧計誕生
HEP-1
1970年代
日本では脳出血にかわり脳梗塞と心疾患の比率が増加
1974 (株)立石ライフサイエンス研究所設立
(1990年にオムロンライフサイエンス研究所に名称変更)
1977 米国合同委員会による世界初の高血圧治療ガイドライン
1978
家庭用デジタル
血圧計
HEM-77
日本高血圧学会設立
1980s-1990s
1981
家庭用デジタル
自動血圧計
HEM-88
1980年代前半
高血圧の大規模介入試験が世界で実施
1982 血圧計を
ドイツへ輸出
1983 WHO(世界保健機関)、ISH(国際高血圧学会)が合同で軽症高血圧の管理ガイドラインを発表
1984 デジタル自動血圧計
(低価格タイプ)
1985
オシロメトリック式
血圧計
HEM-400C
病院と家庭での血圧の差(白衣高血圧)が世界各地で実施される
1986
大迫研究に
血圧計を提供
HEM-401C
HEM-700C
家庭血圧の世界基準誕生のきっかけとなる、大迫研究がスタート
1988 指式血圧計を開発 血圧管理研究会設立
「夜間高血圧」が発見される
1990 アメリカでOEMを
提供していた
マーシャル社を買収
厚生省と日本医師会が初の診療指針
「高血圧治療の手引き」発表
1991
ドイツと香港に
拠点を設立
世界初の
ファジィデジタル
自動血圧計
HEM-706
1992
手首測定タイプの
第一号機
手首式自動血圧計
等速減圧制御機能
搭載の血圧計
HEM-707
1996 大迫研究が米国合同委員会のガイドラインに採用される
1999
世界最速測定技術搭載の血圧計
HEM-757
大迫研究がWHOガイドラインに採用される
2000s-2010s
2000
世界最小の
超小型手首血圧計
HEM-630
日本高血圧学会による初の「高血圧治療ガイドライン」発表
2001
新型腕帯のフィットカフ採用の血圧計
HEM-770A
2002
日本初手首高さ
ガイド機能搭載の
手首血圧計
HEM-6371T
東北大学を中心に国内の多くの医療機関が参加した
「HOMED-BP 研究(家庭血圧を指標として高血圧患者の長期予後を観察する研究)」の本試験が開始される
2003 日本高血圧学会「家庭血圧測定条件設定の指針」を発表
家庭での血圧測定方法や診断基準を具体的に示す
2004
当社独自の空気圧
による
自動巻きつけ
技術搭載の血圧計
HEM-1000
大迫研究が欧州高血圧学会のガイドラインに採用される
2006 業界初・早朝高血圧確認機能搭載の
血圧計
2008
小型・軽量化モデルの血圧計
HEM-7301-IT
太陽光エネルギーで駆動する
ソーラー血圧計
HEM-4500-SOL
2009 家庭用血圧計の累計販売台数が1億台を突破(世界) 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン 2009」において家庭での降圧目標を「125/80mmHg未満(高齢者は135/85mmHg未満)」と定める
2010
健康管理サービス
「ウェルネスリンク」
スタート
HEM-7250-IT
2012
医療機関向け
高血圧治療
サポートサービス
「メディカルリンク」
スタート
3G通信機能搭載
血圧計
HEM-7251G
世界最薄・最軽量、静音設計手首式血圧計
HEM-6310F
2014 日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン 2014」において、診察室血圧と家庭血圧に軟差がある場合、家庭血圧による高血圧診断を優先すると規定
2015
BLE/NFC通信機能搭載上腕式血圧計
HEM-7280C
大迫研究が台湾高血圧学会のガイドラインに採用される
2016
家庭用血圧計の累計販売台数が2億台を突破(世界)
「脳・心血管疾患の発症ゼロ」を目指す循環器事業
ビジョン
「ZERO EVENTS
(ゼロイベント)」
スタート
健康管理サービス
スマートフォンアプリ
「オムロンコネクト」
スタート

「オムロンコネクト
対応」
HEM-7511T
「MMC(Metabolic
Management
Center)」スタート
糖尿病の合併症を
診察できる病院内
ワンストップ
サービス(中国)
2017
本体・カフ一体型のチューブレスタイプ 自動血圧計
HEM-7600T
2018
医療機器認証取得 ウェアラブル血圧計
HeartGuide
2019
iAPPS社と合弁会社HeartVoice社設立
健康経営プログラムから
オンライン診療まで
一気通貫で提供
遠隔診療サービス
「Heart Voice」スタート
(シンガポール)

心電計付き
上腕式血圧計
Complete
2020s
2020
高血圧患者向け遠隔モニタリングシステム
「VitalSight」
スタート(米国)

調剤薬局で
動脈硬化検査や
眼底検査などが
可能に
「MMCヘルスコンビニ」
スタート(中国)
2021
高血圧患者向け
遠隔診療サービス
投薬提案プログラム搭載
「Hypertension Plus」スタート(英国)

家庭用血圧計の
累計販売台数が
3億台を突破(世界)