「けんおんくん」の名称は、1983年に発売した電子体温計「MC-10」にはじめて付けられました。伸びる会社や製品の名前には、必ずハネ上がる「ん」の文字が入っている。「検温」をもじった「けんおんくん」というネーミングには3つも「ん」が入っていて、リズミカルで語呂も良いことから、ゲンを担いで名付けられました。MC-10は、当時2,480円という低価格で発売され、家庭に電子体温計を広めたエポックメイキングな製品。けんおんくんの愛称は、今も皆さんに愛されています。