オムロン
ヘルスケアでは、店頭やお客様サービスセンターなどに寄せられるユーザーの声やアンケート調査の情報を、製品のユーザビリティ向上に役立てています。寄せられた声や情報を基に、実際に訪問調査やモニター調査を行ない、具体的な課題を洗いだします。契約モニターの方々に協力いただくモニター調査は、契約モニター制度と呼ばれ、オムロンライフサイエンス研究所時代にスタートしました。現在は、京都の桂川本社にモニタールームが設置されています。モニタールームには、リビングルームや子ども部屋、和室など、家庭をイメージした部屋が設けられ、部屋の様子を別室からカメラを通して観察することができるようになっています。
例えば血圧計の使い方調査の場合、事前に使い方の説明を行なわずに、家に居るのと同じ環境で自由に製品を触ってもらいます。はじめて製品に触れるユーザーが、どのような使い方をして、どのような点に使いにくさを感じるかなどを分析しています。
