NakagawaNakagawa

複数の業務領域を横断しながら、
上流工程を担っていく。

サービスシステム開発

Nakagawa

2020年入社キャリア採用

前職:外資系メーカーのシステムアーキテクト

PROFILE

システムエンジニアとしてシステム開発やデジタルサービス構築に携わってきたNakagawa。オムロン ヘルスケアへは前職でのサービス構築のプロジェクト経験や、海外とのプロジェクトコミュニケーション経験を生かして事業のドライヴに貢献できると思い入社。現在は広範囲の業務を担い、数年後を見据えたアーキテクチャ戦略を描き、他部門や海外拠点の理解・協力を得てサービス実現を目指している。

Nakagawa

RPM Work

要件定義を軸に、最良のシステムを
開発できるようコントロール。

サービスシステム開発の役割は事業戦略をもとにシステム要件を定義し、目指すカタチ通りに開発が進むよう管理していくことが主になります。もう少し具体的に言うと、クラウドサービスをどのように活用するかの決定であったり、医療施設や医療従事者の立場に立ってシステムに必要な機能を決めたり、事業開発部門・企画部門と開発委託先の間に立ちプロジェクトを推進する立場にあたります。オムロン ヘルスケアはシステムベンダーではなく事業会社なので、基本的に開発は外部への委託になりますね。RPM サービスを開発するにあたって、特に気をつけていることはまずセキュリティです。患者さんの健康情報を扱うので高度なセキュリティが求められ、システムを導入する国や医療従事者の要求に応えるのはハードルが高く、しかも国によって個人情報の扱い方に違いもあります。そのため、薬事や個人情報保護を担当している部署との連携は欠かせませんし、違いを理解しながらグローバル展開をしていく必要があります。また、システムに不具合が生じると人々の治療や健康に影響を与えてしまうので、品質に対する責任感はかなり強く持っていますね。

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Keep in Mind

大切なのは全体最適を図りながら
設計開発すること。

できるだけスリムなカタチでシステムを構築していくこと。これが意識している点です。まずはサービスを最小限絶対必要な機能を揃えたうえで市場に出せば、その後出てくるお客様の声を取り入れやすくなるので。ローンチ前でも現場の医師などからさまざまなフィードバックや要望を受けますが、その要望が全体最適なものか部分最適なものかは見極めなければいけません。たとえば「この患者さんは年に一回調べなければいけない数値があるので、その数値を表示できる機能を入れてください」といった要望があるとします。ただ、その声を反映してしまうと、年一回しか使われない機能のためにアップデート毎の検証が必要になり、開発期間もコストもかかるのでシステム全体を見渡して判断しなければいけないのです。これはシステムをグローバルに展開する際も意識するポイントですね。国によって医療ガイドラインが異なるため、同じシステムを100%流用することはできません。なるべく国ごとに特化しすぎないカタチに構築して、他国でサービス展開を始める際に既存の資産を活用できるよう設計開発していくことが大事になると考えています。

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コラム

社員一人ひとりのワークスタイルやキャリアアップをサポートする

リモートワーク制度を上手く使って、
プライベートと仕事のバランスを取り、
常に良好なコンディションを保っています。

「新しい働き方」に積極的な当社では、個人のライフスタイルに合う労働環境を提供しています。リモートワーク制度は、その一つですね。私の場合、体調が優れない時や通院が必要な時、海外との打ち合わせが夜間になる時などは制度を活用しています。ただ、完全にリモートワークだけだと密接なコミュニケーションの機会がどうしても減ってしまうので、出社して同僚と顔を合わす時間をつくることは心がけています。いわゆるハイブリッドワークです。在宅勤務にしろ、オフィス出社にしろ、どちらにもメリット・デメリットはあります。制度を上手く活用すれば、仕事が多忙でも家庭生活とのバランスがとれますし、心身のコンディションも整えやすくなりますね。

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Ideal Candidate

戦略構築を担いたいなら、
やりがいのある環境。

私が所属している部門では他部署の方々と連携する機会や、開発要件を委託会社にインプットする機会が多いので英語を含むコミュニケーションスキルはマストですね。また、人材としては特定の領域のスペシャリストより、ジェネラリストが求められていると思います。最終目標を見据えて全体を俯瞰し、何をするべきか自ら考え、最良のシステムを実現できる方ですね。業務領域が明確になっている方が面白いと感じる方もいると思いますが、複数のサービスが動くなかでどう効率的に実行できるか裁量を持って戦略構築するのにやりがいを感じるならチャレンジしがいがあると思います。裁量があるという点では、RPM事業はオムロン ヘルスケアのなかでも新しい事業なのでベストだと思う方法や工程を提案できますし、組織として積極的に挑戦する姿勢を歓迎する雰囲気やカルチャーが根付いています。開発フェーズの中流工程以降を主に担っていた方でも、上流工程や全体の戦略構築のスキルを身につけることができるので、キャリアアップを目指しているなら魅力的な環境ではないでしょうか。

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  • *1Remote Patient Monitoringの略。患者さんが家庭で計測した血圧などのバイタルデータを医師と共有し、タイムリーな診察・治療につなげるサービス
  • *1Remote Patient Monitoringの略。患者さんが家庭で計測した血圧などのバイタルデータを医師と共有し、タイムリーな診察・治療につなげるサービス

※記事の記載内容は、インタビュー取材時点のものとなります。

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