めまいで頭がふわふわするときの対処法と予防策|受診の目安や治療法も解説

脳卒中・脳梗塞 治療・リハビリ

めまいは一過性のこともありますが、繰り返す場合や長引く場合は、内耳や脳、自律神経、循環機能の異常が背景にあることがあります。ここでは、ふわふわするめまいの特徴、対処法、予防策、受診の目安や治療法を詳しく解説します。

vol. めまいで頭がふわふわするときの対処法と予防策|受診の目安や治療法も解説

頭がふらふらする症状はめまいと呼ばれます

浮動性めまい(ふわふわタイプ)の特徴

地面が揺れているような不安定な感覚があり、頭がぼんやりして真っ直ぐ歩きにくくなることがあります。

  • 地面が揺れるような不安定感
  • 頭がぼんやりし、歩行が困難
  • 内耳や脳、精神的要因など多岐にわたる原因

動揺性めまい(歩行時ふらつくタイプ)の特徴

歩くときに身体が揺れる、左右に偏る感覚があり、小脳や脊髄の障害、加齢によるバランス機能低下が原因となることもあります。

起立性めまい(立ち上がったときのふわふわ感)の特徴

急に立ち上がった際にふわっとする、視界が暗くなることがあり、起立性低血圧や自律神経の乱れによる血流変化が関与します。

慢性ふわふわ感(ストレス・自律神経由来)の特徴

日常的に続き、原因がはっきりしないふわふわ感は、自律神経失調症や心因性めまい、うつ症状などと関連します。

めまいが起きた時の対処方法

症状が出たときの応急処置

めまいを感じたら安全な場所で座るか横になり、目を閉じて深呼吸しましょう。水分補給も忘れずに。

  • 安静を保つ
  • 刺激を減らす
  • 脱水を防ぐ

日常生活でのセルフケア

規則正しい生活リズムを維持し、バランスの取れた食事と適度な運動を心がけます。ストレス管理も重要です。

めまいを防ぐための生活習慣

自律神経を整える生活習慣の見直し

毎日同じ時間に起床・就寝し、朝日を浴びて体内時計を整えましょう。寝る前のスマホやカフェインは控えます。

栄養バランスと水分補給の工夫

鉄分やビタミンB群、マグネシウムを意識して摂取し、食事を抜かないようにします。こまめな水分補給も大切です。

ストレス対策と軽い運動の取り入れ

ウォーキングやストレッチで緊張をほぐし、深呼吸やヨガでリラックス時間を確保します。

医療機関で相談すべき症状の特徴

すぐに受診すべき症状の特徴

以下の症状がある場合は早急に受診してください。

  • 手足のしびれや麻痺、言葉が出にくい
  • 強い頭痛、視覚異常、意識障害
  • めまいが長引き生活に支障がある

相談すべき診療科と診察時のポイント

耳鳴りや聴力低下がある場合は耳鼻科、麻痺や言語障害は神経内科、自律神経の不調は内科や心療内科が適しています。症状の記録を持参すると診断がスムーズです。

めまいに対する治療方法

薬物療法による治療

原因に応じて以下の治療が行われます。

  • 自律神経失調症:調整薬、抗不安薬、漢方薬
  • 内耳性疾患:抗めまい薬、利尿薬、耳石運動療法
  • 貧血や低血糖:鉄剤、栄養補助、食生活改善
  • 脳・循環器疾患:薬物療法、リハビリ、手術

生活改善と補助療法の併用

平衡感覚を高めるリハビリや体幹トレーニング、心理療法によるストレスケアが効果的です。



まとめ

めまいは軽視せず、症状が続く場合は早めに医療機関で原因を確認し、適切な治療と生活改善を行うことが重要です。




記事監修

三菱京都病院顧問 循環器専門医 医学博士 桝田 出
【経歴】
1980年 東京慈恵会医科大学卒業
慈恵医大第3内科、国立循環器病センター、京都大学第2内科などを経て現職。


このコラムは、掲載日現在の内容となります。掲載時のものから情報が異なることがありますので、あらかじめご了承ください。

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